清とこの夜

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清とこの夜

  • 著者名:広小路尚祈【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 中央公論新社(2015/04発売)
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  • ISBN:9784120046780

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内容説明

「大将、このお店、潰さないでよ」古びた居酒屋の無骨な店主・清を前に、常連客は今宵も上機嫌。定年退職を目前に妻の愛を確かめたくなった男、息子に捨てられたと嘆くシングルマザー、年の離れた妻が自慢の男と内心で夫に毒づく妻――それぞれの抱える願望や屈託が、酔うほどに顔をのぞかせて……。このカウンターで盃を傾ければ、人生の滑稽さがにじみ出る。哀切と笑いの酒場小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

45
居酒屋店主の清さんと、そこに集まる人々の物語ですが、人情物のほっこり話ではありませんでした。 駅から15分以上も歩く町外れのうらぶれた居酒屋。 手抜きの料理の場面では、気持ち悪くてゾワゾワし、読むのを止めようかと思いました。 だらしないと思っていた清さんですが、娘を思う気持ちにはグッときました。 ミーちゃんと呼ぶ男の人が一番気持ち悪かったです。 千夏さんのご主人も気持ち悪くて、私にとっては、あまり面白い本ではありませんでした。 2015/10/03

あかは

39
色々な人。思い。事情が語られています。読みやすくていいです。わたし、この作家さん好きだな。最後まで気になった千夏もなんとか解決しそうでほっとした。しかし、色んな人がいるもんだ。すいすい読んでしまいました。2015/06/17

ゆきらぱ

24
面白かった!名作!もっと読みたい2022/06/08

おかむら

15
町外れのさびれっぽい居酒屋の店主清と常連たちの酒場小説。泣き笑い的な深夜食堂系なのかと思ったら、店主も常連ももっとダメな人っつーか、ほっこりやしんみりに落とさないとこが逆に好きだわー。こういう店の常連になってみたいようなみたくないような…2015/02/09

いつでも母さん

12
ほら、そこの裏道にあったよね、あの居酒屋!って感じで、そこの店主と娘・客の話。クスっと笑えたり、何言ってんだかと思ったり、娘、千夏を思う店主にほろっとしたり・・ちょっとだけ不思議な?作品だがサクサクと読了。嫌いじゃなかったよ。私は。2015/01/12

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