内容説明
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本作は「数列」がテーマです。オセロゲームを使って数列を実際に体験したり、グラフを使って数列を見る方法を学びながら、数列の不思議な性質が明らかになっていきます。高校生グループはシグマを使って和を求める方法を学び、中学生チームは階差数列を使って数列を調べる方法を学びます。 どの章も、親しみやすい数学の題材から始まって、思いがけないほど深い数学の魅力に触れる内容となっています。中高校生はもちろん、数学に関心のあるすべての社会人にとっても最良の一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
53
自分が《本当にわかっているかどうか》に強く関心があるので、再読。2016/06/28
takaC
53
積読本ステイタスを経由せずに読了本になりました。図書館にはまだ入荷(でいいのか?)されていなかったので書店にて。先に読んだ2冊以上にこれは面白いぞ。買いたい衝動に駆られ中。でも今は財布を持っていない。三角関数編も読んでからまた考えよう。2014/10/18
takaC
49
自分が高校時代の数学科目は、(1年)数学I、(2年)基礎解析、代数幾何・(3年)微分積分、確率統計、に分かれていた。この本の内容はその分類に当てはめると基礎解析かな。今の、数学I・数学II・数学III・数学A・数学B・数学C、の分類は記号的な分類すぎて、どこに当てはまるのやら推測すら困難…2015/04/20
ami*15
18
オセロ盤やサイコロの目を使って数列について考えるところは例え方がわかりやすく、楽しく数列について学ぶことができました。フィボナッチ数列とか階差数列を取り扱ったエピソードが面白かったです。一方でΣ(シグマ)の問題は数式に慣れていない私には結構理解がしにくかった。でもΣって本来そのように使うのかと少しだけどΣについて知ることができた気がする。それにしてもテトラちゃんがΣの記号を見て「ガーン!の顔文字(∑(゚Д゚))でも使いますし」と言っていたところはかなりツボったな。2017/10/23
えも
18
今回は数列▼等差数列や等比数列の規則性を階差数列から確認したり、シグマの力を実感したり、フィボナッチと遊んだりと相変わらずですが、単に数列を学ぶのではなく、数列をどう使うと何が解るのかを伝えようとしているのが、このシリーズの素敵なところですね。2017/10/01