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内容説明
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戦乱の時代、城は戦いのためにつくられた軍事施設でした。いかに守りやすく、攻めにくい城をつくるかが問われ、技術の粋が集められ、やがて難攻不落と呼ばれる城が登場しました。本書は、要塞としての城の構造が攻防戦によっていかに改良されてきたかを、時代を追いかけながら解説しています。全国に残る城の違いを知るだけで、わが国の歴史の一部にふれることができ、ますます城が好きになるでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
110
お城のなんでも百科という感じの本です。カラフルな写真、地図などがわかりやすさをプラスしてくれます。「城の変遷」「城をめぐる戦い」「城の構造と基礎知識」「戦う城の特徴」と4部から構成されていて新書版ながらお城の持つ特徴をこの1冊で理解できる感じでした。私はまた近くのお城を訪ねたくなりました。2018/07/06
海月
56
最近どうする家康を見出して城にハマってます!友達にも城マニアがいるし少し触りだけでも勉強したく読了。この時代生き抜くことが大変だったんだなぁと改めて実感した。そして城に関しても織田信長、徳川家康の構想は凄かったんだなと実感! 御朱印の旅に出かけつつもっと城に触れていきたいなーと思った本でした。2025/05/15
けいた@読書中はお静かに
34
昨年、松江城に行ってからすっかりお城の魅力にとりつかれています。今まではネットなどでちまちま情報を集めて知識を増やして言ってましたが、これはカラーでしかも新書サイズなので持ち運びも出来て便利!何よりお城を観光という視点からではなく、攻める守るの戦う視点から切り込んでいるのが面白い。確かに基本的に戦争のための建物なので、『戦う』という視点から見た方が当時の時代背景や城主・施工者の性格が分かって面白い。春になったら姫路城に行ってみたいな。2016/02/06
たち
32
お城巡りは結果好きで、この本の第4章に出ているお城の、半分くらいは行った事がありました。ただ、お城の知識がまったくなかったので、この本を携えてもう一度行ってみたいです。とても勉強になりました。ベルギーワッフルのような障子堀がある山中城は行ってみたいです!2018/08/15
ASnowyHeron
32
つい天守の外観の美しさに目を奪われてしまうが、建造物以外にも城が軍事施設として隅々まで考えつくされた施設だということがよくわかる。復元図やイラスト、地形図などの資料も見やすく、コンパクトながら城について様々な角度から網羅されていて、今までの断片的な情報や知識が整理できた。城って、おもしろい。2016/12/19




