内容説明
親の死、配偶者の大病、定年退職、老化の進行、施設への入居…後半生のライフイベント(人生を大きく変える出来事)はネガティブなものが多くなります。そのとき、あなたは「心」をどう保つか。
これから老年期を迎える人とその家族に向けた、心豊かな後半生を生きるためのハンドブック。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
4
今の時代はこういう本が必要とされているんだよなあと読後感が残る。60代からの人生が四半世紀になっている現代人にとっては長期の老後というのは人類史上初の体験。それを様々な研究や臨床の中からライフイベントの類型化をしていった本書はある意味老年時代の「往生要集」のような感じすら受ける。自分はどのように老いていくのかというのは多くの人にとっての時代の悩みとしてクローズアップされているだけに60代から90代の人生の変化について具体的に書いていて関係ない世代にとってもちょっとしたシュミレーションになるのではないか2015/10/09
バーバラ
0
読んでいるとちょっとつらくなってきます。2016/11/06
Tomoe Shimoya Sato
0
アラフォーです。読んでよかったです。老いとはどういうことか、そのとき起きやすい心の変化を知ることができました。人生の後半のライフイベントはネガティブなものが多く、だれの身にも起きる。心の準備、物事の捉え方次第で、人生の質が変わっていく。ココロの健康は自分次第で、年を重ねながらその力量も身につけていくものだと思いました。年長者への尊敬が高まりました。2015/10/31