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内容説明
「一緒にいて、なんとなく疲れる」という人がいます。そういう人は、仕事相手との関係が深まらず、人脈も広がっていかないため、なかなか思うような成果をあげることができません。プライベートでも、恋愛が長続きしない、仲の良い友人ができないなど、いろいろとつらい思いをしなければいけないことが多いものです。一方、「一緒にいてラクな人、ほっとする人」というのは、仕事でもプライベートでも人が自然と周りに集まってきます。わかりやすくいえば、よく“モテる”のです。誰もが後者になりたいと願いますが、それは簡単なことではありません。カウンセラーとして通算20年にわたり、日米でのべ5,000人ほどのこころの援助をしてきた著者も、駆け出しの頃はクライアントから「一緒にいてラクな人」と思われず、そうとう悩んだといいます。本書では、そんな著者が自ら編み出した「一緒にいてラクな人」になれる効果的&具体的なメソッドを紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆかーん
49
『ラクな人=気が使える人』なのかもしれません。私の場合、無意識的に誰かから与えてもらおうと思ってばかり…。なので、そんな自分にコンプレックスを感じています。自分の話や思いばかりではなく、相手の意見を聞き共感したり、自分の欠点を認めて素直な部分を見せたりすることが、対人関係では大切なのだと思います。『人に優しく』する事が、結果自分の心を豊かにするのかもしれませんね。なかなか言葉では理解できていても、思いを実行に移すことは想像以上に大変です。少しずつでもいいので、変えて行けたらいいなぁとと思います。2016/01/27
ひろ☆
27
傾聴、共感、否定しない。何か気がかりなことあるの?は使ってみよう。2015/05/08
きんばら いつき
25
著者の体験が書かれた第4章に迫力を感じた。与えることで良好な人間関係を築けるのに、「傷ついた子ども」がいる人は奪う・もらうことばかり考えてしまう。それは、なんと悲しいことか…。傾聴や共感を繰り返しても、何度も何度も時間も愛情を求める人の心理が少しだけわかった気がする。「心」というバケツに穴が空いていたら、いつまでも優しさは漏れ続けるし、人に与えるなんてもっての外。ただ、そのような人の気持ちや背景は少し理解できても、どう接したらいいかの答えはわからない。2023/09/24
きいろ
21
近しい関係になるとうまくいかなくなる、誰かと付き合ったり 共に暮らしたり 結婚して一生を過ごしたり そういうことに向いていないのではないだろうか私。職場とか知人 友人 家族とは普通に楽しい間柄でいられるのに、なぜなのだろう。傾聴の説明を読むと、できていないなと反省。誰に対しても真心込めて接する、自分に優しく、欠点にこそ愛を。心がけていこう。カウンセリングを受けてみるのも有りかもしれない。こちらが緊張感持ってると、そりゃ相手は一緒にいて疲れちゃうよね。読みやすくて、なるほどと思った。2018/06/26
はるわか
20
相手に与える、結果より自分の納得感を大切に、欠点をすなおに見せる、自分の誤りを認め他人の誤りに寛大、人の意図を正しく理解、異なる意見や価値観を認める、良いことに意識的に目を向ける、自分の存在感を消さない。相手の名前を呼ぶ、感謝を伝える、相手の良いところをほめる、からだを緩め深く呼吸する、安心感を与えるボディランゲージを使う、笑顔を三割増しに、ウィン-ウィンの関係を意識、一人でぼーっとする時間を、感謝の時間を。2016/09/18