角川文庫<br> 眠らない少女 高橋克彦自薦短編集

個数:1
紙書籍版価格
¥691
  • 電子書籍
  • Reader

角川文庫
眠らない少女 高橋克彦自薦短編集

  • 著者名:高橋克彦【著者】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2015/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041704172

ファイル: /

内容説明

妻が娘に語っていた「あまのじゃく」の物語を聞いていた「私」は、自分の故郷に伝わっていた凄惨な「あまんじゃく」を思い出し…。前世の記憶と怨念が凄絶な惨事を引き起こす表題作など厳選の10編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょん

20
高橋克彦さん自薦短編集。何故か何回も何回も1話目読んで続きを読まなかった一冊。いざ読み進めてみたら、作者の故郷(?)の東北が舞台の話が多くて一気に引き込まれました。東北、まだ行ったことのない場所が多いので行ってみたい。そしてシリーズものが1話混ざっており…これもぜひ読んでみたい!いい出会いのある本でした✨2023/03/20

なぎ

11
民話や、伝記から作られた作品が多く見られました。浮世絵ものからホラー、怪奇小説、幅広いジャンルが掲載。著者の小説に向ける愛がつまった作品集だとおもいます。気味の悪い後味が残るものも多いですが、作品の世界観がそれぞれはっきりしているので、全体的にはスッキリした印象でした。著者の入門書でもあるし、愛蔵版のような気もします。ジャパニーズホラーが大好きですが、やっぱり日本の昔の話は冷たくじっとりとしていて、いいですね笑2017/03/25

rakim

7
民話とか伝承、民俗学を基本的な背景にして描かれている短編集。高橋克彦さん自薦撰集だけあって多彩なラインナップ。それぞれに付いている作者の解説も興味深く、「高橋さん入門」にも良さそう。伝奇、ホラー寄りです。2016/02/14

ふみふむ

5
高橋氏のエキスが詰まっている。「ねじれた記憶」が恐ろしく切ない。「卒業写真」の曖昧な記憶の不思議さ、「紙の蜻蛉」のサプライズ、もよかった。2012/05/27

小心

5
遠野物語つながりで読んだ短篇集。作品ごと、冒頭に作者による解説が寄せられているけれど、ネタバレになるので途中から解説は読むのをやめた。予備知識無しで読んだほうが面白いものね。どれも引きこまれたけれど、特に私は「紙の蜻蛉」が面白かった。「星の塔」もロマンチックでいいわね。2012/03/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/487078
  • ご注意事項

最近チェックした商品