文春新書<br> 凡文を名文に変える技術

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文春新書
凡文を名文に変える技術

  • 著者名:植竹伸太郎
  • 価格 ¥815(本体¥741)
  • 文藝春秋(2015/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166610198

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内容説明

手紙にメールにブログ。ビジネス現場の数多の書類に加えて、はては新聞投稿……文章を書く機会は、これまでにもまして増えている。パソコン、スマホも普及して誰もが手軽に書くことができるようになったけど、でも、「上手に」書くことは本当に難しい……。
本書は、朝日新聞の元ベテランデスクが、カルチャーセンターの「文章講座」での実例を基に書き下ろす、具体的かつ実践的な文章指南。
〈「、」「。」の使い方ひとつで文章は光る〉〈「が」と「は」はどう書き分けるか〉〈受験英語のトラウマを解放しよう〉など、指摘されて気づかされる事例が満載です。
漫然と「何か書きたいな」と思っても、それじゃダメ! どう表現を改めれば良いのか、を手取り足取り説いていきます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

72
もと朝日新聞記者の方による、公開文章講座をもとにしての文章論です。文学者などのほかのえらい方の文章論はどうもご自分を基準にするせいか、精神論ではわかってもわれわれの水準には高すぎる感じがします。この文章論はそういった点では比較的実務的な気がして、すなおに納得できる気がします。2015/07/30

ルート

21
文章の添削の様子がたくさんのっている。一気に読もうとすると、自分の文もたくさん直しがあるんだろうなぁと思えてきてしまう。辞書的に、時折開いて、日々気を付けていくといいのかな。読む本というより、使う本、参考にする本かな。プレバトの「先生のお手本詰め合わせ集」みたいな感じ。2021/07/20

minimu

12
前半は、日本語のパンクチュエーションや、読みやすい文章の書き方について。後半は、著者の生徒さんたちが書いたエッセーを題材に、面白さを感じさせるコツや読ませる技術について。これらのエッセーの面白いこと! ほんの日常のワンシーンでも、丁寧に描けば、こんなにもドラマがあるのですね。もちろんそれは、書いた本人の感性や想像力の賜物なんですが。こういうものの一番の読者になれるって、文章教室の先生の特権ですね〜楽しそう(^ ^) エッセーではなくても何かしら文章を書くのであれば、前半の情報がかなり役立つと思います。2016/01/12

colocolokenta

5
文章教室の講師になった元新聞記者による、添削記録。タイトル通り、技術的なことについての詳細な解説が延々と続き、読んでいて疲れた。この本、教室であったことのまとめなので、読んでいる暇があったら、文章教室の体験教室にでも行った方がいいだろう。2016/02/10

田中峰和

5
著者は元朝日新聞記者。定年退職後、朝日カルチャーセンターに天下りし、文章教室の指導をする71歳。驚いたのは教室に通うのが老人ばかりということ。紹介される文章は全て老人が書いたもの。若者は本を読まなくなっただけでなく、書く興味もないのだろう。有料の教室なのでカネとヒマのある老人しか通わないのかもしれないが。文章技法としては、まっとうなことを書いているので、無駄にはならないと思うが、老人による老人のための文章教室なので、若者には退屈だろう。受験英語の文法の記憶が日本人の文章を不自由にしているとの説に妙に納得。2015/08/03

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