私の中の奇跡

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私の中の奇跡

  • ISBN:9784596117885

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内容説明

「フラートン・ホールでは、僕が規則を作る」彼は辛辣に言い放って、彼女をにらみつけた。■個人的なパーティや催しの出張コックをしているケイトは、顧客の一人であるティシャ・メイナードに半年間の専属契約を頼まれる。大邸宅フラートン・ホールを一般公開するにあたり、温室をティールームにするため、力を貸してほしいというのだ。ケイトは経済的な理由から仕事を引き受け、住み込みで働くことになった。館に越してきた翌日、庭を散策していると男性がいきなり声をかけてきた。彼女はぎょっとして振り向き、見覚えのある端整な顔立ちにはっとした。
ジェイソン・ウォリック! 民間テレビ会社の社長――もう一つの顔は、深夜のトーク番組での女性に対する辛口のコメンテーター。そして、女性などに真剣になったことはないと豪語するプレイボーイ。「なぜ僕の庭に無断侵入している?」見下すような態度に腹が立ったが、彼はティシャの甥でこの館の住人だった。ケイトは反発しながらも、彼に引かれる気持ちを抑えられなくなっていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

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最後まで読んで、ああ、そうだったんだ、って納得。ずっとヒロイン目線で書かれているから、ヒーローの行動の意味が今一つ掴めず切なかった。もっとヒーローを信じることが出来れば、って話なんですが、ヒロインは元婚約者の言動に傷ついて男性を信じられなくなってしまった。大切な妹を守ることに必死で、周りがよく見えてなかったのね。でも、叔母さんを大切にしているヒーローがそんなヒロインを悪く思うわけなかった、って私が気づいたのも遅かったから、まんまと騙されてしまった。終盤が素敵でした。優しい、義理堅いヒーローに拍手。2013/03/25

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