内容説明
明かされた真実を頭では理解できても、心で受け止めるのは難しかった。■今後の仕事のやり方について考えるため、生まれ故郷のマン島に戻っていた人気歌手のトーリーは、友人のマディソンに頼まれて、彼女の兄を空港まで迎えに行った。到着ロビーで名前を書いたボードを掲げて立っていると、百八十センチはかるく超える男性が目の前に現れた。「ジョナサン・マクガイアーだが」日に焼けた男らしい顔立ち。広い肩に引き締まった体。はっとするほど魅力的なのに、ひどく無愛想でそっけない。家まで送ったものの、トーリーは彼の態度にだんだん腹が立ってきた。なんて尊大で失礼な人なの!だがそういった振る舞いは彼がかかえている悩みのせいだった。トーリーはなんとか力になろうとするが、彼の心の壁は厚く……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
7
これまでずっと信じていたものがまるで違うものになってしまったことに対してショックを受けるのは仕方がないと思う。いくつになっていたとしても。それでもなんだかヒーローが子供っぽく思えてしまう。ヒロインは誰よりも彼の気持ちが分かるのに(いやそれ以上に、かも)それを押し殺してずばりヒーローにとって一番何が問題なのか指摘する場面があって、ああ、彼女はもうそれを乗り越えているんだと分かる。ヒロインはヒーローよりずっと年下なのに大人。終盤ヒーローがこの半年度し難いまぬけだったと自ら言ってましたが、遅すぎなくてよかった。2014/05/07
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