ふたりごと - 本編

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ふたりごと - 本編

  • 著者名:藤見よいこ
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 実業之日本社(2015/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408414089

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内容説明

武将には、妻だけに見せる笑顔がある。歴女に熱烈に支持されている戦国漫画「ふたりじめ」シリーズ第2弾! ●信長夫婦と秀吉夫婦――浮気がおさまらない秀吉のことを信長に愚痴ったねねは、信長から心のこもった手紙をもらう。信長は、ねねと同じく、正室なのに子どもを授かることができなかった自分の妻・濃姫のことを思いやって「大切にしてやれ」と秀吉を叱ったのだ。しかし、後継ぎがいない秀吉は……。 ●武田信玄とふたりの妻――実家を信玄に滅ぼされ、側室となった蓉(諏訪御料人)は、信玄の正室・孝(三条の方)に「あなたは甘えている。私はあなたを哀れんでなどさしあげませぬ」と厳しい言葉を投げかけられ、ライバル心をむきだしにする。正室と側室の確執と、ほのかな友情の物語。 ●織田信忠と松姫――信長と側室の間に生まれた長男・信忠に、武田信玄の娘・松との縁談がもちあがる。最初はとまどっていた信忠だが、手紙を交わすうちに、顔もしらない松への愛情が芽生え始める。しかし信長の命令により、織田は武田を滅ぼすことになってしまう。 ●真田信幸と稲姫――真田幸村の兄・信幸と、鬼嫁と名高い(?)稲姫の物語。関ヶ原の役直前、東軍と西軍に分かれて戦うことになった真田家。仲の悪い舅・昌幸に「信幸はお前のことを火のような女といっていた」といわれて落ち込む稲姫だったが……。 ●豊臣秀頼と千姫――秀吉の息子・秀頼と、家康の孫娘・千姫。豊臣と徳川をつなぐための政略結婚をした幼い千姫は、自分の置かれている状況もわからずに秀頼を慕う。 ●伊達政宗と愛姫――病床についた晩年の政宗は「死ぬ前に、ひとめお顔を見たい」という愛姫の願いを頑なに拒否しつづける。「天下一いい男のまま、おまえの中で死にたい」という政宗に、あきれる愛姫だが…。遅れてきた英傑・伊達政宗の一生をたどる、切ない愛の回想録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

10
歴史は苦手なのにこういうのには惹かれる不思議。どの夫婦も人間味があって素敵な話でした。織田信忠と松姫の話がとても切なかった。2015/04/13

ヒロミ

10
一作目の「ふたりじめ」より感動号泣要素は控えめながら、沁みるお話や実験的なお話が多かったです。個人的に気に入っているのは織田信忠と松姫の「ふたりあんない」です。泣きました…せつない。秀頼と千姫のお話も好きです。この戦国夫婦物語のシリーズ続いてほしいです。2015/03/21

shizuca

5
なるほど、戦国の夫婦。いろんなメディアがテーマにしているので話やエピソードで聞いたことのあるものもありましたが、ふむふむしながら読了。夫婦だから側室の話はやはりないのよね。話自体伝わってないのかな。2015/10/11

getsuki

5
夫婦の数だけ夫婦の形がある、武将だって夫婦喧嘩するんです(笑)今回も楽しく読ませていただきました、ニヤニヤ。2015/04/01

あまね

3
戦国武将夫婦物語。一応史実に基づく? 夫は有名だけど、当時の女性のことは史料が少ないから、名前さえ残ってない人も多いのだろう。戦乱の世の習いとはいえ、政略結婚の駒としてあちこちおくられた姫も、夫婦とての情がなかったわけではないだろう。千姫の逸話は切ない。2016/06/01

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