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内容説明
日本一の道具街、東京・合羽橋にある専門店が伝えたい、料理道具の「選び方」と「つき合い方」。作り手と使い手をつなぐ立場だからこそ、使い手のみなさんに伝えたいこと。「料理上手になるための近道、それは間違いなく[よい料理道具を選ぶ]こと」と著者は言います。良い道具であれば、「(柳刃包丁だから)美味しい刺身を切ることができる」「(鉄フライパンを使えば)魚や肉に美味しい焼き色をつけられる」……。それだけで、腕が上がってしまう!?のです。良い道具は、使い続けていくうちに、いい具合に自分が使いやすいように育っていきます。手入れが必要ではあるけれど、道具はちゃんと「育って」いき、今以上に料理をすることが楽しみの一つになるのではないでしょうか。ほかに、和食「高野」、日本料理「魚のほね」、ビストロ「organ」、すし店「酢飯屋」、フードディレクター・野村友里さんといったプロの料理人を訪ね、愛用の道具についての話も収録しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケロコ
21
【図書館】釜浅四代目店主の道具にこだわるカタログ本。良い道具には『理』(ことわり)がある。私の第3の人生のスタートでは、道具選びもじっくりしたいと考えている。第3の人生は定年後の生活のこと。今からじっくり考えて物を選んでいきたい。合羽橋はドキドキワクワクが止まらない!と思いきや、そんなに目移りしなかったのが今年の春に訪れた時の印象。欲しいものが定まってなかったからなのかもしれない。外国人が、多いなと感じた。この本は何度も繰り返し読んでいきたいと思う。2018/08/02
りの
17
「良い道具には「理」(ことわり)がある」。長く付き合うには手入れが大切、でも、手入れが大変なのはメンドくさいから手を出しにくい。南部鉄器・包丁・フライパン・行平鍋について詳しく解説してあり、他にも「ひと手間」道具を紹介。我が家のヘビーローテ鍋は18センチの行平3つだけど、全部なんちゃって行平…。本物が欲しくなりました。南部鉄器の浅鍋にも憧れるなぁ。2016/01/19
バニラ風味
13
鉄製のやかんに、お鍋。見た目、無骨だけれど、そのフォルムや機能には、ちゃんと意味があります。包丁に、すきやき鍋など、手入れをすれば長持ちする、シンプルな道具たち。使い捨ての物が多い時代だからこそ、こういう道具があることを知ってもらいたいと思う。その歴史や、手入れの方法、だけでなく、レシピが載っているところも良いですね。2024/03/07
おれんじぺこ♪(16年生)
12
料理道具は大好きだけど、「ものを育てる」ことができない私。執着とか愛情がないのだろうなぁ。来週上野に行く用事があるのでかっぱ橋寄ってみようかな、寄れるかな2025/05/17
yoneyama
8
かっぱ橋の料理道具店、釜浅商店店主が紹介する各種料理道具写真集。鉄打ち出しフライパンなどに注目。すでに長年納得の行く調理道具に囲まれて暮らしているので新しい発見は特に感じなかった。それでも、フライパンの焦げ付きの落とし方とか、鉄なら金タワシで擦ってもいいわけではないなど、思い違い点も知る。道具への慈しみは、片付けと、見える収納法も大きく感じる。油をケチりたいので油引きに関心を持つ。冒頭の鉄瓶は、将来薪生活になったら考えよう。明るい未来。2021/06/02
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