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内容説明
一商人として生きるとの想いで、人生の大半を過ごしてきたと自らを振り返る著者。その長き人生体験の中で学びえた数多くの言葉、さらには忘れられない出会いを綴った本書からは、いまの現代人が忘れ去ろうとしている、「誠実」という二文字が滲み出ている。著者の商売に対する姿勢は、すべての経営者、さらにはリーダーにとって、一番大切なことは何かを教えてくれる。昨今の企業実績全般をみると、ようやく回復の兆しが見えはじめたが、それと同じくして、大企業の不祥事が噴出しはじめ、企業に対する社会的・倫理的責任を求める声は、ますます高くなっている。そのなかで、経営者の誰もが自らの社是として掲げながらも、その実現の難しさを感じる、「お客さまに信頼される」という姿勢を、人生の目標としてまた自らの商いの道としてただひたすらに歩んできた、イトーヨーカドー グループ名誉会長の教えは、商売のコツというよりも人生のコツを教えてくれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澄
14
『会社は頭から腐る』に紹介されていたのが切掛。著者はイトーヨーカ堂創設者。驕らず、薄利、お客の為。目先の利益に惑わされず、理念に沿った経営を進める。語り口調の優しい文体。繰り返し読みたい本。うちの社長に読ませたい(T_T)2016/09/04
このこねこ@年間500冊の乱読家
2
⭐⭐⭐ イトーヨーカドー創業者、伊藤雅俊氏の著書。 「松下幸之助氏の『道はひらく』と同じ装丁とは、恐縮」と書いちゃうあたり、謙虚さが伝わってくる。 言葉や文章の節々から、この人は顧客を本当に大切に思っているんだなぁ、というのがわかる。 そういう一本の軸が見えるのは大事。2021/03/13
めがねざんまい
1
1998年に発刊。イトーヨーカドー創業者自身が綴る説得力溢れる文章。高度成長期の日本人がビジネスにおいて何を大切にしていたかが良く伝わる内容。古き良き時代から現代においても学べるエッセンスが詰まっている。私にとって印象的であったのは、成長より生存を考える、というもの。成長にこだわり過ぎると、人は貪欲になり無理がたたり長続きしない。一方、生存を意識すれば、基本に忠実な姿勢を貫き、結果信頼を勝ち得る。昨今、攻めの姿勢がないと弱腰だのと言われがちだが、改めて守ることの強さということに自信を持つことができた一節。2021/12/25
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