消費税は0%にできる

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消費税は0%にできる

  • 著者名:菊池英博
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • ダイヤモンド社(2015/04発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478009840

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内容説明

消費税増税という政府の宣伝に乗ってはいけない。低いといわれる日本の消費税も、実質的には欧米並みの水準になっている。社会保障費という人質を取って増税を迫る政府の姿勢は、失政のツケを国民に押しつけているに過ぎない。いますべきことは消費税引き上げではなく、社会的共通資本の拡充である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

29
三橋貴明氏と主張しているところがほぼすべて重なる。三橋氏も大きく影響を受けた経済学者か。使っているデータもまた独自でわかりやすい。誰がどのような発言をしたのかいちいち引用をつけて紹介しており、さすが学者様だと思った。今後も著者には注目していきたい。今まで知らなかったのが不思議なくらい自分の考えと一致しているし、補強さえしてくれた内容。財源をしっかり指し示しているしているところが尚良い。2018/04/04

壱萬弐仟縁

23
表紙見返しによると、増税は法人税引き下げのため。社会保障のためならず。引き上げれば20年デフレ、国民所得半減(012頁~)。8%に上がる前の2009年に出た本だが、既にスタグフレーションだと思われる。海外では日本が財政危機だと思っている人はどこにもいない(039頁~)。 財務省とマスコミの洗脳にまんまと引っかかっている国民が多過ぎるのだ。 安冨歩教授の東大話法で検証してみるがよい。フリードマンの経済学は似非経済学と筆者は批判する(057頁)。  2014/10/04

Riopapa

4
三橋氏や上念氏が言っていることは全て入っている感じ。2009年の時点でここまで消費増税が必要でないことが明らかになっているのに,結局,増税とは。安倍首相に読んでほしかった。2013/10/25

Humbaba

4
日本の消費税率は,他の国と比べて低い.そのような言説が流布されている.確かに税率の数字だけで見ればそれは間違っていない.しかし,負担率や,控除されている品目などを考慮すれば,日本は決して負担の小さい国ではない.2012/03/19

Eiki Natori

3
自民支持者だけでなく、立憲支持者のコアになる人達が将来の社会保障財源として、安定財源として消費税が必要と主張している。時には北欧の税率を引き合いに出す。 それらのまやかしを分かりやすく紐解いてくれる一冊。10年以上前の本だが、まさか消費税が二倍にされるとは。その結果何が起こっているかを見れば、この本の記載していることの正当性が見えてくる。 何故、消費税を無くすべきなのか。消費税減税反対派を論破したいのであれば、是非読むべきだし、広げていくべき本である。2020/09/06

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