内容説明
「愛犬の行方を探してほしい」「息子が暴れて……」「大切な宝石が消えてしまった」。益井探偵事務所にはさまざまな依頼が舞い込む。彼の相棒は芽原アド、23世紀からやってきた元タイムパトロール隊員だ。携帯式時間移動装置を片手に、真相を探る二人のもとに、未来から武村ロミが加わって――。未来犯罪との対決の行方は? 本格ミステリ大賞受賞作家が贈る、時空間ミステリ誕生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
71
だいぶややこしいルールで途中から逐一検証するのは諦めた。頭がこんがらかったよ。2017/04/22
だんじろー
54
タイムトラベルものは、どこまで突き詰めるか、そのさじ加減が難しいと思う。その点、今作はなかなか上手くまとめている印象を持った。もちろん、細かい突っ込みどころはいろいろあるのだが、肝心のエンタメ度が損なわれてしまっては元も子もないし。欲を言えば、そもそものキャラ設定が奇抜だったのに、段々とみんな普通の人に成り下がってしまったのが惜しい。益井のキャラも今ひとつ個性に乏しく、作品世界に十分入り込めなかったのが正直なところ。期待する作家さんなので、もう一頑張りを期待したい。2016/02/18
ソラ
49
面白かった。ただ、わりと頻繁にぽんぽん時間移動するので時系列が追い切れてなくて消化不良な部分はあるけれども。西澤保彦がやりそうな設定だなぁ。2015/01/13
おかむー
47
ん~、なんだか読みづらかったなぁ。『もっとがんばりましょう』。探偵・益井の相棒は23世紀から来た元タイムパトロール隊員・芽原アド。携帯タイムマシン“タマテバコ”を駆使して様々な謎を解決する。読み始めて最初に思ったのは「コレ、シリーズものの3作目ぐらいじゃないの?」。冒頭から普通にコンビを組んで活動している益井とアド、その出会いやタイムパトロールに関する説明はほぼすっとばしで淡々と物語はすすみ、なんだか置いてきぼりを食らってる気分です。終盤はそれなりに盛り上がりがあるけれど「作者だけ楽しんでるね」という感触2014/11/06
ヒロユキ
33
タイムパラドクスを全面に押し出したSFミステリ。著者のらしさ全開で設定や作品ないのルールはとても凝ったものになっているけど、事件自体はショボく盛り上がりに欠けるのが玉に瑕。後半の伏線回収は凄いとは思うけど、推理小説としてはちょっと弱い。2014/11/29
-
- 電子書籍
- 青と恋のアトリビュート 分冊版 1巻 …
-
- 電子書籍
- りんちゃんさんさーら(2)
-
- 電子書籍
- 恋愛ごっこ小夜曲(5)
-
- 電子書籍
- 潜水艦完全ファイル 新装版 サクラBo…
-
- 電子書籍
- ニューモデル速報 第550弾 新型プリ…