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内容説明
人工冬眠で「不老不死」も実現する!? イギリスBBC放送も注目した画期的研究。脳出血や心筋梗塞、大ケガで倒れても、即座に冬眠状態にすればダメージを最小限に喰い止められる。不老不死を実現し、往復数十年の惑星間飛行を可能にする!?――人工冬眠が拓く夢の医療技術。(ブルーバックス・2009年4月刊)
目次
はじめに
プロローグ “生き返った”人々
第1章 人工冬眠とは何か
第2章 “自然な冬眠”の仕組み
第3章 冬眠の驚くべき効用
第4章 冬眠と意識と夢
第5章 全身麻酔と人工冬眠
第6章 代謝と人工冬眠
第7章 低体温医療と人工冬眠
第8章 人工冬眠研究の最前線
第9章 硫化水素による人工冬眠
エピローグ 人工冬眠は必ず実現する
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
24
子供のころに読んだ手塚治虫の「ブラックジャック」では冷凍睡眠は最早ロシアでは実用段階だ、なんて描かれていたが、まだまだ研究段階なのですな。ただ硫化水素の活用など、じっくりではあるが前進していることには、科学者たちを純粋に評価したい。2011/08/03
calaf
11
数年以内に人工冬眠の初期的な試みが開始されるはずという著者。この本の発行(2009年)から約5年たった今、未だそういう話は全く聞いたことがないのですが、どうなっているのでしょうねぇ...それはともかく、心臓発作で倒れた時には、体を冷やすべし!なるほど...2014/02/04
太鼓
7
科学技術の発展はワクワクすることばかり。だがいつ実用化するの、となるとまだまだ先なんでしょうね。何歳まで生きられて、夢の技術をどれだけ見ることができるだろう。それこそ人工冬眠ができれば、はるかな未来まで生きられるんでしょうが。2016/03/19
yori
4
★★★★☆ 人工冬眠、面白いですね!言葉だけ聞くとSFの様な気がしますが、近い将来可能になる技術であり、医療分野での大きな貢献が期待できるとの事。それにしても、クマは本当に凄い動物だということが分かりました。究極の省エネ、エコ動物!?冬眠中、体内の閉じた系で生存出来る仕組みが驚き。2012/03/01
sfこと古谷俊一
3
冬眠についての知見を要領よくまとめ、最近の硫化水素による研究の可能性を添えている。低体温療法が脳治療以外ではイマイチ成績が良くなるわけでもないあたりは、怪我などが悪化する話などがある程度できっちり触れていたとは言えないかも。2009/05/10
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