- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
僕の叔父さんは、人魚を飼っていた──。 失踪した叔父の遺言状をきっかけに、洋介は8年前の夏の日を思い出す。あの日、叔父の家のプールで見たのは、人魚のように美しいあの人。14歳だった洋介は、人魚への想いの正体に気づかないでいた。大人になり、人魚と再会した洋介は、幼い頃の憧れが次第に恋であると自覚していき──。表題作「笑わない人魚」のほか、不器用な大人たちの切ない恋物語を収録した、今市子の初期BL短編集。 【収録作品】笑わない人魚/青髭の友人/真夏の城/廻遊魚の孤独/海幸山幸/あとがき 泳げない人魚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
honoka
21
やっぱ今市子さんのBLはクオリティ高い。カクが切ない。2014/03/22
せ〜ちゃん
8
★★★★ 今市子さんフェアにて再読。 4作品の市子さん初期BL短編集。 「笑わない人魚」と「廻遊魚の孤独」はリンクしています。 叔父は人魚を飼っていた~謎を秘めた設定が徐々に解かれていくと同時に、 子どもの頃の憧憬が大人になって恋心に変わっていく様子が切なく伝わってきます。 その他、「青髭の友人」・・・これは結構サスペンス調のお話。 「真夏の城」・・・既刊本「楽園まで~」の元になったお話しです。 描き下ろしに「海幸山幸」「泳げない人魚」・・・泳げないのは市子さんです♪2014/09/02
芙蓉
6
「百鬼夜行抄」「岸辺の唄」などの今市子さんの初期BL短編集。表題作と「青髭の友人」あたりが好き2021/08/09
まりこ
4
“びーえる”だった!うへぁっびっくりした!よく見りゃ帯にアルファベット二文字が(笑)おいおいリビングに置きっぱだったよ!…でもしょーじきなところ、今市子さんの作品だけに、雰囲気が素晴らしく、全く気にならなかった。2014/02/22
fumikaze
3
今市子さんの名前は知っていたが漫画を読んだのは初めて。私には、絵柄もストーリーも静かで寒々と感じられた。2014/11/15