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内容説明
社会の数字にだまされるな!
「それって本当?」から社会が見える。
難しい数式ゼロの統計学の入門書。
20%オフやおまけに食いつき、ポイント集めのために買物に勤しむ。グラフやデータを見ては情報を信じ込み、ランキングを見ては一喜一憂。しかし、そこには発信側の意図と受け手側の思い込みによる罠が潜んでいる。情報やデータを鵜呑みにしているかぎり、社会は表面しか見えてこない。本書は、難しい数式を一切使用せずに、数字や情報のカラクリをやさしく解説した統計の入門書。
一歩引いたモノの見方を身につける「社会学的発想」のススメ。
・「カロリーゼロ」は本当にゼロ?
・視聴率1%上昇で人気上昇といえるのか?
・合計特殊出生率の上昇で人口減少は食い止められている?
・待機児童や不登校児童が突然減った?
・各社で内閣支持率が違うのはなぜ?
・人の心をくすぐるランキングの罠
・健康診断の基準が緩くなってラッキー?
・65歳で「高齢者」の違和感
・神社とコンビニどっちが多い?
・無宗教の日本になぜ人口の2倍の信者がいるのか etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
平川康幸
1
「統計学が最強の学問」と比べるとインパクト弱く、印象に残るフレーズもありませんでした。統計の検定があることだけは参考になりました。2015/05/23
まゆまゆ
1
ランキングやデータ等統計に触れる際に意識すべき内容を紹介した初歩的な内容。しかし内容が突然別の話題になったりして、文章としては非常に読みづらい。2015/04/30
渓流
1
この程度じゃ、世の中は見えないでしょう。2015/04/09
Teruhisa Fukumoto
0
統計学系の本では最近流行りの「だまされない」系の1冊。例によって細かい数式は登場しない簡素な作り。特徴はちょこちょこと小問が用意されていて、クイズ形式で統計やデータの本質に楽しく迫ることができるところ。メディアリテラシー向上の一冊に。2017/12/31
ようへい
0
世の中にはデータがいっぱいあって、そこから有益な情報を導きだ出すのが攻めだとすると、本書は導き出された情報が適切なものか否かを判断する防御の方法みたいな感じです。少しでも統計学をかじったことがある人には物足りないかもしれませんが、図表など統計データを鵜呑みにせず、ちょっと目を留めて考えてみる必要を再認識させてくれました。2016/12/28