内容説明
感動ベストセラー! 『ボブという名のストリートキャット』の続編がついに登場!
人生を大きく変えた出会いから2年…… 更なる試練を乗り越え、より深い絆でむすばれていくふたり。
ボブとジェームズの心温まる奇跡の友情物語は続く。
ボブとの出会いによって、人生のセカンドチャンスを手に入れたジェームズ。ホームレス生活・ドラッグ中毒から抜け出し
ボブとともに路上で「ビッグイシュー」を売りながら、平穏な日々を過ごしていた……
と思いきや、ボブの病気、ジェームズの入院、同業者からの嫌がらせなど、まだまだ試練は続きます。
不器用なジェームズと、彼を支える賢くてかわいいボブ。笑いあり涙ありの第2弾です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪風のねこ@(=´ω`=)
152
もうね胸熱ですわ。出版記念のサイン会に多くの人々が訪れたのは、世間に自身とボブが確かに認められたという証明であった。それまでは弱気で疑心暗鬼で不安な毎日だったに違いない。大きな自信となったろう。過去の怨恨を蒸し返す事なく、恩返しとして社会的弱者を支援しているのも素晴らしい。大きな希望と自身を与えている事だろう。驚いた事に著者がボブを神格化していない事である(ひょっとしたらとっくに無神論者になっていたのかも知れないけれど)。(続く)2017/10/02
えちぜんや よーた
96
巻末にボブのTwitterアカウント(@streercatbob)がのっている。自分がこの感想を投稿した時点で、フォロワー数が約6万6千。つぶやきもひんぱんに投稿されている。並みの芸能人よりも情報発信力が高い。もとは身寄りのない野良にゃんこだったのが、今や世界一ソーシャルなにゃんこにw2015/02/06
Rin
71
【図書館】この一人と一匹の関係性がやっぱり大好き。ボブの直向きな信頼と彼を尊重し慈しむジェームズの姿を見るとソウルメイトという言葉がピッタリ。自分の悪い所や隠したくなるような過去をしっかりと曝け出すことで、前へと進んで、前作同様にセカンドチャンスをしっかりと掴んでいるジェームスを応援したくなる。そして、不安定になり悪い方へと向かって行きそうになるジェームズを支えようと、守ろうとするボブがかっこいい。猫は自分で居場所を決めるというけれど、彼らが出会えてよかった。これからも共に歩んで幸せであって欲しいです。2017/02/25
yamaneko*
66
一匹のネコが、どんなに一人の打ちひしがれた人間を勇気づけ救ってきたか、信じられないような奇跡のストーリー。改めて、ジェームズとボブがお互いを相棒として思いやっている関係にほろっとさせられます。同時に、路上生活の厳しさについても考えさせられました。2015/03/30
瑪瑙(サードニックス)
55
ボブとジェームズの前作『ボブという名のストリート・キャット』が出版されるまでのお話。ジェームズが完全に麻薬と縁が切れて良かった。それにますますボブとの絆が深まり、本当に楽しそうに過ごせるようになって良かった。ジェームズが色々理不尽な目に遭いながらもボブと共に乗り越えていく姿は本当に素晴らしい。ボブは賢くて勇気もあって素晴らしい猫です。ジェームズと出来るだけ長く一緒にいられるといいなあと願うばかりです。2015/12/11