内容説明
最初、著者は「福沢先生の名著『学問のすゝめ』になぞらえたような本を書く資格が自分にはない」とたいへん躊躇しました。しかし、日本の学校教育や、子ども、青年の勉学への取り組みの愕然とする現状を調べるにいたって、「書かなければならない」「書く使命がある」と、日本の行く末を思いやり、渾身の力で書き下ろしてくれました。その電子版。
【目次】
第1章 なぜ学ぶのか、その根拠をつかむ
福沢諭吉時代からのメッセージ
向学心を刺激した「エリート競争」 ほか
第2章 日本に「頭脳敗戦」が迫っている
なぜ「学問しなければいけないのか」
学力レベルが反映する国力の差(国別ランキング) ほか
第3章 国のために学問する意味を説く
勉学こそが愛国心に通じる
日の丸を掲げても愛国心にはならない ほか
第4章 学問するには方法がある
学問が社会で役立つとき
学力と仕事・推理力と数学と仕事の関係は ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちいちゃん
3
みんなで勉強すると国力が上がる。→最近読んだ斎藤孝さんの著書にも同じようなことが書かれていた。2016/03/18
5 よういち
1
結構、衝撃的。ある意味、小説以上。2016/03/23
ふみん
0
同著者の書いた別の本の内容があまりにヒドかったので、他の本はどうかと思って読んでみた。だが、この本の内容は頷けるところも多々ある。学問のすすめと銘打っているだけ有って、学問の有無により格差が生じるという考えを反映した内容となっている。また、学問と愛国心の関係や学力低下による国際競争力の低下を憂えるなど、愛国主義的な記述も散見される。論理展開が甘かったり、理論的考察が足りていなかったりとやや消化不良な点もあるが、一般人を読者に想定してわざと簡単に記したのだろう、と思うことにしよう。2011/10/30
やなぎ
0
「勉強いる人が成功とは限らないが、成功している人は勉強している」ことを再確認した。確かに国の代表には東大合格者になってほしい。2010/09/23
大無人
0
みんな本を読もう!2010/05/29
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