開成調教師の仕事

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開成調教師の仕事

  • 著者名:矢作芳人
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • ガイドワークス(2015/04発売)
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  • ISBN:9784865350227

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内容説明

2012年の日本ダービーをディープブリランテで制し、79代ダービートレーナーに輝いた矢作芳人調教師による仕事論。名門・開成高校出身という経歴から『開成調教師』の異名をとる著者は、どん底のスタートからいかにして現在の地位を築いたのか?

序章 現代の調教師像
今の若手調教師は怖くない/競馬界に革命を起こした森調教師/調教師はゼネラルマネージャーである

第1章 牧場編 仕入れの実態
「クラブならば、やらせてください」/オーナーの手を挙げさせる調教師と手を下ろさせる調教師/1分の1で当てる難しさ。番長・三浦大輔オーナーの場合/「走る馬をください」「走る馬ぁ?」ある牧場主との忘れ得ぬワンシーン/なぜ、矢作厩舎には個人馬主が多いのか?

第2章 厩舎編 人作りの極意
「岩田騎手で折り合うように馬をつくるのがお前らスタッフの仕事だろう」/「もう、乗らんでいい! 」大きな賭けだった岩田騎手への叱責/矢作厩舎には定年以前に辞めた人間が一人もいない/ダメな奴に共通する言い訳

第3章 競馬場編 勝ち続けられる理由
勝率へのこだわりは自己満足に過ぎない/中1週は厳しいローテーションではない/藤田騎手のエージェント批判にもの申す/「マイルのバクシンオー」グランプリボス/「ここで勝ちたいのか、それとも5着以内に入りたいのか」

終章 これからの競馬界
オープン馬は2.5倍ルールから外すべき/日本人の気質には、旧裁決制度の方が合っている/「成功した社会主義」は打破していかなければならない

※上記は章立ての一部です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

17時のチャイム

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ディープブリランテ、ダービー勝利の裏側にも触れられている。藤田騎手の「騎手の一分」についても物申すページあり。好成績を残す調教師の視点は「世界に向けられている」ことを痛感。対するJRAが封建的なのが非常に残念。引退した調教師や騎手をトップに据えるくらいの大胆さが欲しい。2015/10/09

Noriaki Yamamoto

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厩舎経営がかなり合理的で大変勉強になった。2014/10/18

李奇人(り・きじん)/アニメイト廃人

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読了。矢作先生の信念が感じられる一冊。こういう人だから他人もついてくるんだと実感。こういう人に私はなりたい。2014/03/18

ムラムラむらた

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この本を読んで矢作厩舎に預託予定のレーヌドブリエを選んだ。馬主クラブのパーティーで娘さんも一緒に少しお話もさせてもらった。 1円でも多くぶんどるをモットーに、輸送費削減や、勝負服の入れ違いなどのミスを防ぐ工夫を講じている。馬主をタニマチ的に考えていない。また厩舎のマネジメントとして、世話する馬で支給される賞金が変わる不公平感を解消するため厩務員に支給する賞金を一部プールする、調教師は馬の仕入れ、レース、騎手選定に集中し、あとはチームに任せるなど合理的な考えがちらちら見える。2013/12/09

YN

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経営者として魅力的に感じた。 人件費の高いベテランの厩務員を抱え、なかなか勝ち上がれない未勝利馬でも最後まで諦めないということをやりながら、利益をあげている。 厩舎スタッフをファミリーと考え、育て上げることで、自分にしかできない仕事に専念できるような環境を作ることが彼の厩舎経営のコツ。2023/01/25

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