ルールは無用

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ルールは無用

  • ISBN:9784596931689

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内容説明

花嫁姿のクラレンは閑静な通りを猛然と歩いていた。婚約者の裏切りを知り、教会から飛び出してきたところだった。そこへ一人の男が車の中から「乗りませんか?」と誘ってきた。一蹴しようと向き直った彼女は、心ならずも小さく息をのんだ。深みのあるマホガニー色の肌、つややかな黒髪に力強い顔立ち。彼は2週間前に亡くなった伯父の友人で、預かっていた私物をクラレンに渡すためにやってきたという。不信感を抱きながらも、クラレンは車に乗りこんだ。その瞬間、あまりにも熱く危険な恋のゲームが幕を開けた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

10
ヒーローはピストルを携帯しているような荒っぽいタイプなのに、会話中にさらっとシェイクスピアとかオスカー・ワイルドを引用をするインテリ。冷静な態度の裏でヒロインに対する愛情をちゃんと自覚していて、彼女に言えない秘密を持っていることに対して自分にあったとは知らなかった”良心”のうずきを感じて懊悩するあたりが個人的につぼ。ヒロインはとても率直で嘘を許せない女性なのでばれたらどうするの?って心配してしまった。以前読んだ「あの夜を忘れない」もそうだったんだけど誠実で包容力があって実務能力に長けたヒーローは実に好み。2014/10/25

こやま

2
友達に薦められたハーレクイン、二冊目です。超俺様でも時々、子犬(?)みたいな。まあ、少女漫画みたいに読んでいます。カッコいいけど、胸毛ありすぎ(笑)2012/03/11

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