内容説明
伝説のロックバンド「キャロル」の解散から40年。2014年11月29日に逝去したジョニー大倉への最期のインタビューをもとに作家森永博志が書き下ろしたジョニー・ロックンロール・ストーリー!※本書は2014年12月24日に通販予約限定BOXセットとして発売された『JOHNNY ROCKNROLL』に収蔵されたものと同内容のものになります。一部あとがき及びジョニー大倉のご家族からの寄稿が追加されております。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワンタン
4
ジョニー大倉の偉業は誰もが認めるところ。しかしジョニー大倉のことを持ち上げる文章は、なぜかライター自身が自分に酔ってるような、贔屓の引き倒しになってるようなものが多い。期待して読んだこの本も残念な内容。これならジョニー大倉自身が書いた「キャロル夜明け前」の方がずっといい。2019/06/07
チョビ
0
正直晩年は情報番組に出てくる変なおっさんにしか見えなかったが、わた氏の好きなベーシストが彼の真似をしていたということで読んでみることに。基本は彼が永ちゃんとキャロルを組むまでの少年期の話。川崎の風景は今も昔もだなあ、と思いながら読みました。基本的にいい時代だった頃の話で、プロになってからの話は全くなし。ただ人様が書いているに関わらず、自分の音楽以外は音楽ではないような勢いみたいなところ、自画自讃を他者に求めているような世界観は評価が分かれるかも。2015/05/19