内容説明
わたしは公爵と結婚するの まだ逢ったこともないけれど…… 結婚を夢みつつ新入りの馬丁に惹かれてしまうミーガン。でも、実は彼こそが――郷士の娘ミーガンは、その美しさをねたまれ、近隣に住む伯爵夫人から手ひどい侮辱を受けた。ミーガンは夫人に目にもの見せたいと思い、「ルーストン公爵と結婚する」と宣言する。馬を愛する彼女は、見返すためには夫人よりもっと力のある夫と結婚すればいい、それが最高の厩(うまや)を所有する公爵なら最高だと思いつく。問題は、彼女が当の公爵と会ったことすらないということだけ……。 そんなある日、父親が購入した馬と共に新しい馬丁が屋敷にやってきた。ぶしつけな態度で口は悪いが、ハンサムなデヴリンと毎日口喧嘩を繰り返すうち、ミーガンは彼に惹かれてしまう……。ミーガンは知るよしもなかったが、実は、彼こそが公爵その人だった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mao
17
終わっちゃった…。ずっと読んでたい、これは。どんだけも読めそう。美男美女カップルてだけでテンションあがる。2人の会話はほとんどがケンカ口調だけど、テンポ良くて楽しい。馬に公爵の名前つけてるヒロインが愉快。気の強いヒロインはあんまし好きじゃないけどミーガンは大好き!公爵ヒーローは尻に敷かれそう。お互いに愛されてないと思い込み、すれ違いが最後まで引っ張られる苦手なパターンも全然受け入れれた。とにかくふたりが可愛くて、ギュンギュンした!2017/01/10
rokoroko
8
美人すぎていじわるされるヒロイン。面白かった!途中からテンポよく一気読み!マロリー家に飽きてたから、新鮮で楽しい。まさかスピンオフないよね?(マロリー家の二の舞にならないかな)2014/10/22
まみ子
7
ヒーロー・ヒロインのやり取りが、どうにも幼く感じてしまいます。終盤まで意地の張り合いで、すれ違いばかりなのが残念でしたが、テンポは良かったので読みやすかったです。2016/10/09
ひまわり
7
出会いが最悪でお互い惹かれてるのに素直になれない二人。ヒーローが舞踏会でやったことは言い訳できないよね。ヒロインが傷つくのも仕方ない。けっこう長かったけど中だるみもなく一気読みでした。唐突だった誘拐シーンは次作への引きだったのね。2014/03/16
ドンニ
6
絶世の美女のヒロインとハンサムすぎる公爵のヒーロー。普段は礼儀正しい2人も、2人きりになるとどうしても喧嘩ばかり。ヒーローは好きな女の子を虐める小学生のような態度。ヒロインもひどい態度を取られてばかりなので反発してばかり。最終的にヒロインが反発しないことで落ち着いていくけど、ヒーローもうちょっと大人になれよと突っ込みたくなる。最後まで2人のすれ違いで、かなり引っ張られるのでちょっと疲れました。話は面白かったのに。次のヒーローはヒロインを攫ったラクラン、気になる!⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 星42016/09/15