内容説明
認知症治療で有名な医師である筆者が、長年の医療現場での実例に基づいて、予防方法をわかりやすくユーモラスな語り口で解説。よりよい生き方を示唆する、ポジティブな人生哲学書としても楽しめる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yamakujira
5
多くの老人のボケは病理的な原因ではなく、脳を使わなくなることによる廃用性萎縮によるものだから、軽度のうちに脳のリハビリをすれば回復するという持論を、実際の症例とともに教えてくれる。リハビリによる回復事例と、手遅れになった患者の症例の対比は、軽いボケのうちに対策することが、本人だけでなく家族の負担も救うという啓蒙に納得する。「ボケの大部分は心の生活習慣病である」との指摘はわかりやすく、判定テストの実例が載っているのもおもしろい。その一方で、重度の痴呆も安楽死の対象にしてほしいと切に願う。 (★★★☆☆)2021/06/28
にゃも
4
人の一生を見据えて現在の日本の教育を考えると、ちょっと先は暗いらしい。なんたってボケないためには子供の頃からの右脳の開発が不可欠なのだ!感動する心、飽くなき好奇心、そしてゲーム(囲碁、将棋、麻雀)やスポーツを楽しむことが必要だと著者は言う。さもありなん。今からで間に合うかどうかはわからないけど、意識するのとしないとではきっと違ってくると思う。2016/01/25
sala504
2
あとがきの「ボケは心の生活習慣病」という言葉が印象に残る内容でした。親をボケさせない、自分もボケない様に心掛けて行きたい物です。2013/12/28
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