内容説明
「日本を美しくする会」は、1993年11月、岐阜県東濃地方の青年経営者ほか35名が鍵山秀三郎氏を招いて、「掃除に学ぶ会」を開催したのが始まり。それから16年、いまでは全国に120を超える「掃除に学ぶ会」ができ、学校をはじめ、公共施設、街頭、駅前、河川などの掃除に年間述べ10万人が参加するまでに広がった。本書は、「日本を美しくする会」の相談役である鍵山氏が、ふだんどんな手順で掃除をしているかを写真で紹介したもの。長年の経験から導き出された「作法」だけに、機能的な道具はもちろんのこと、後片づけに至るまでムダがないことが見て取れる。また、掃除は「心磨き」の場であるため、たんにきれいにしたら終わりというものではない。たとえば、学校での掃除は、開会式に始まり、感想発表会・講評で締め括るまでが「掃除」であり、その繰り返しが人間を磨いていくのである。「掃除」がいかに社会をよくするかがわかる本でもある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まど
8
家庭の掃除本をイメージしていたら、イエローハットの創業者が会社や地域を素手で掃除している写真たっぷりの解説本でびっくり。公衆トイレや側溝などで、ポイントを押さえ丁寧に掃除されている様子に大感動。掃除道具や水を大切に丁寧に扱っているのも素晴らしい。素手は強要しないとおっしゃられ前後に手指消毒されているが、このご時世感染症が心配。トイレは不特定多数の人が使用する場所なので、素手は禁止にしたほうがいいのではないか。2015/02/25
日々珠
3
百聞は一見に如かずー!作者の淡々とした気概にうたれます。道具の並べ方、外掃除の思い切った姿勢、写真にして下さって有難うございますー!
箱入り嫁
1
実話をベースとした日本初の「そうじ小説」 『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?』・・・志賀内泰弘(著) を読み、今までより少し丁寧に掃除をしていました。 この本はその実写版のような感じです。 写真で紹介されているので、細かいところまでよくわかりよかったです。 さっそく実践!使ったのはサンドメッシュ。 滝のような大汗をかきながらていねいに、ていねいに。 汚れは大きく落として小さく磨くの言葉を胸に磨きました。 2013/07/28
きぐるみ
1
鍵山さん達の行う、トイレ、道路、公園などの掃除の手順なんかを紹介する内容。鍵山さん達の姿をおさめた写真と説明が沢山のっている。感動、尊敬した。2012/07/05
だいこく
1
誰に何を伝えたい本なのかちょっとよく分からなかった。求めていた内容とは程遠かった。2010/04/17
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