内容説明
掃除を続けることで企業経営のみならず学校教育や社会に大きな影響を与えてきた著者が、自ら人生の糧としてきた箴言を厳選して紹介。遠きを図る者は富み、近きを図る者は貧す(二宮尊徳)、一切の不幸せは、貧しさや不足から生ずるのではない。あり余るところから生ずるのだ(トルストイ)、運命はその人の性格の中にあり(芥川龍之介)、そのときの出逢いが、その人の人生を根底から変えることがある。よき出逢いを(相田みつを)、百萬典経、日下の灯(今北洪川)、飯の糧にならないことが、心の糧になる(藤沢周平)、物買ってくる、自分買ってくる(河井寛次郎)、善友は助け合って成長し、悪友は誘い合って堕落する(孔子)、掃除はその会社を語る無言の表現であり、その人の人柄を写す無形の鏡である(岡田宜法)。著者が選んだ92の言葉はいずれも含蓄があり、混迷の現代を生き抜く貴重な「道しるべ」であり、よりよく生きるための参考書といえよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hinotake0117
1
イエローハット創業者で、掃除を通じた社会貢献の権威による名言解説。 苦難、困難を受け止め自分の糧にする。 大きく努力し小さな実りであってもそれが本来の姿。小さな努力で大きな利益を得ようというのが驕り。2023/09/18
Hiromi
1
言葉もそうだけれど、所々の写真に鍵山さんのにじみ出る人柄を感じて心から感動。 こういう方々が誰よりも尊いし偉大だと思う。もっと大々的に教科書に載せたりして、情操教育をしていけば、より良い世の中になるのだろうなと思う。 既に30を超えた私の時代ですら、生き方を考えるような授業はほとんどなかった。2019/11/24
なるき
0
損得をこえて、一つの物事に取り組む。掃除のみならず、一つの物事に一所件名に打ち込むということは、心を磨くということに繋がる。心の掃除をして、人間力を磨いていきたい。仕事に取り組む姿勢であったり、人間としてどうあればいいのか、そういうものがぎゅっと凝縮された一冊です。2012/06/01
mmiyoshi
0
前より汚いところを掃除できるようになって,精神的に少し変化があったきがする.2008/04/27
アイマール
0
履物を揃えると心もそろう。心がそろうと、履物もそろう。 会社で最も大切なことは、よい社風をつくること。 規則は人を咎め、規律は人を和ます。 己のために、計らわず。2021/03/09
-
- 電子書籍
- ゾンビキーパー【単話版】 第17話 嵐…
-
- 電子書籍
- Love Jossie 獣人たちの溺愛…
-
- 電子書籍
- 戦国の城の一生 - つくる・壊す・蘇る
-
- 電子書籍
- モトカレマニア プチキス(19)
-
- 電子書籍
- 異世界に転生したんだけど俺、天才って勘…