内容説明
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19世紀にロンドンの出版社より刊行された“THE DESCRIPTIVE ALBUM OF LONDON”をもとに編集、復刻。写真は当時の生活風景を見事に写し出し、解説も当時書かれたものをそのまま翻訳した。歴史的な建造物をはじめとして、博物館、美術館、教会、彫像、公園、橋、などの観光スポットを多く紹介した原著は、当時ロンドンにあこがれた多くの人々を魅了してやまなかったであろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
1
写真数70点と『The Descriptive Album of London』の108点よりかなり減っているが、現在はなくなっている建物や日本人にはあまり関係ないものだから観光用に見るならあまり問題ないかも。Ａ５判で文字と写真が小さいのが難点。反面、コンパクトで持ち運びに便利。見返しの地図はわかりやすいし、巻頭の鳥瞰図数葉も面白い。2013/06/16
chiya
1
この時代を舞台した小説がわりと好きなので読んでみました。読むというか、見る感じ。貴重な写真ばかりで興味深かったです。コニー・ウィリスの小説『犬は勘定にいれません』の中で酷評されていたアルバート記念碑を初めて見ましたが…まったく同意見でした。欲を言えば、コヴェントリー大聖堂も載せて欲しかったな。2009/10/13
もとせ
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144頁引用【アールズ・コートの観覧車―ロンドン西部のどこからでも見えるこの巨大な観覧車は、常に人気の的である。（中略）しかし、万一回転が止まって閉じ込められたら？勇敢な船乗りが鉄骨を上って差し入れる水とパンで命を繋ぎ、再び動き始めた時には悲観にくれる家族やじっと見守る友人たちの拍手の嵐に迎えられ、自分は何かに挑み、幸運にもやり遂げたのだ、と晴れがましく感じることだろう、などとあれこれ想像をたくましくすることもでき、娯楽には不可欠のわずかばかりの危険という香辛料も味わうことができるのである。】2011/10/08
かが
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写真と原文つきのありがたい資料でした。 ロンドン橋とタワーブリッジ、ロンドン塔とビッグベンを今までずっと混同していたことに気づいて顔が赤くなった。2023/05/08
サランラップ
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写真が充実しており、地図までついてる貴重な本。隅々じっくり見たくなる一冊。2019/07/19
