扶桑社BOOKS<br> この人たちについての14万字ちょっと

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扶桑社BOOKS
この人たちについての14万字ちょっと

  • 著者名:重松清
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 扶桑社(2015/04発売)
  • 初夏を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン (~5/18)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594071592

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内容説明

最前線を走り続ける表現者9人の「背骨」に迫った極上の人物ノンフィクション&作家論。「まえがき」より人に会う企画である。人選は僕に任せてもらった。基準は、ただ一つ。インタビューの最初の質問で声が震えてしまいそうなにひとに限る、とした。間違っても新刊のPRを兼ねた「社交」の対話にはしたくない。ちょっと格好をつけて言い換えれば、「(聞き手/書き手が)俺でいいのか?」という問いをつけつられつつのインタビューでありたい、ということでもある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Fondsaule

28
★★★☆☆ 重松清さんが、伊集院静、池澤夏樹、浦沢直樹、鈴木成一、是枝裕和、いとうせいこう、山田太一、赤川次郎、酒井順子にインタビューする。 かしこまった形ではなく、雑談的なインタビュー。 どの話も面白いけど、装丁の仕事・鈴木成一さんの話が興味深かった。2022/08/15

akira

22
こちらも鈴木成一氏絡みで。 非常に面白かった。名前だけ知る作家さんが多かったが、惹かれるものも多数。この中に入っても負けていない浦沢直樹氏と鈴木成一氏もまたなんとも。 対談はいい。その人の持つ雰囲気が話す言葉で伝わってくる。最近は減ってしまった凄みのある人が多かった。伊集院静、池澤夏樹、赤川次郎。これらの作家に興味が持てたのも今回とても大きい収穫。きっかけは買ってでも得たいというのが最近思うところ。 「基準は、ただ一つ。インタビューの最初の質問で声が震えてしまいそうな人に限る、とした」2018/03/25

15
インタビューです、9名の作家等が登場、半分拾い読み。インタビューの時期の関係か東日本大震災絡みの話が多い、読み始めからガツンと来ました。2016/01/12

nonpono

11
好きな作家の伊集院静を検索したら行き着いた一冊。重松清が会いたい人に会いに行き話を聞く一冊。表紙を見ると面白い人選だと思う。インタビューを開始したのが2011年。自ずと震災の話にいくパターンも。対談前後に重松清による対談における姿勢や一喜一憂した文章があり普通の対談集とは違う思い入れや畏敬が感じられる。そりぁあ、自分が会いたい人だからだけどそこもまた面白い。インタビューの基準は、「最初の質問で声がふるえてしまいそうなひとに限る」らしい。その緊張感が、嬉しさがまたエッセンスになっている一冊。2023/05/28

サラダボウル

11
重松清が9人の表現者に向き合う。最初の伊集院静の写真から怖い。本質に迫る企画と感じる。出版が2014年で、他の作家も含めて震災の話題は増える。生きることと和解すること。狂気について。是枝裕和。映画ではなく、氏をテレビに導いた先達の話とテレビについて。テレビは現在でしかない。大衆迎合と大衆遊離を拒絶しつつ、挑戦していく。山田太一。学生時代、小説応募時にテレビ的と評されたとの事。批評家の眼は確かだったと。幸福になることで精一杯だった、というセリフが印象的。赤川次郎。明るさ、軽やかさ、強い意志。大好きな作家。2018/06/23

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