- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少女/レディース)
内容説明
ホラー漫画家・伊藤潤二のお笑い猫マンガ! 笑いと恐怖は紙一重、愛猫のコワかわいさにおののいちゃってください!! 実話エッセイコミックなのにギャグ漫画。こんな強烈な猫マンガ、他じゃ見あたらんよ。伊藤潤二ファン、必読の1冊ですヨ~。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムッネニーク
136
16冊目『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』(伊藤潤二 著、2009年3月、講談社) ホラー漫画の大家、伊藤潤二先生の2匹の飼い猫「よん」と「むー」をモデルに描いたエッセイ漫画。 伊藤先生らしいホラータッチな絵柄と、ほのぼのとした猫たちの触れ合いのミスマッチ感が独特の読み応えを与えてくれる。プロ作家デビューする前はギャグ漫画も描いていたと言う伊藤先生。シュールギャグ漫画としての面白さも一級品である。 「我が家に呪いがやって来た」 2022/03/07
nobi
111
元気一杯だけど白目剥いた女(A子)、”よん&むー“ってタイトル、“よん“の呪い系顔、対して愛らしい”むー“が気になって読み始める。A子の一方的リードで猫を飼うことになり、猫のあやし方でも先を越されるJ君の誇張気味な狼狽ぶり、漸く”むー“が懐いてくれたかと思いきや噛まれたり、”よん“がおっさん風の風体のまま甘えてきたり、とか、猫あるある乍らよんむーの個性爆発。幸せイッパイ顔、純粋ムク顔、脇目フラズ顔、隙アラバ顔、ヌー顔、何ヤッテンデショーネ顔、ハテナ顔、好キ勝手顔。ホラーテイストが猫恋しさ、笑いを増幅する。2023/11/20
buchipanda3
87
伊藤潤二さんの漫画は前に読もうとしたけどホラーが苦手なので途中で挫折。この本を見つけた時は、これならば読めるかもと思って手に取った。無事に完読。最初は呪い顔と称されるネコ"よん"の顔の絵にビビったが、やはりそこは猫ということでクリア。むしろ、J君(伊藤さん)の猫を見る目付きや奥さんのA子(石黒亜矢子さん)の白目の方がギャッとなる。写真もあってよんもむーも可愛い。これはJ君もホラーチックにメロメロになるのも分かる。ネコたちの色んな表情も楽しめたし、ホラーとギャグもいい感じでマッチして面白かった。2019/11/08
みかん🍊
82
ホラー漫画家の伊藤潤二の新居に奥さんの飼い猫の呪い顔よんと新しく招き入れた子猫むーがやってきた、犬派で猫はニガテのJだったが一緒に暮らすうちに猫の魅力にやられていく姿が面白いです、可愛い猫の絵ではなく、ホラーな猫なんですが何故が可愛い。2015/06/23
アナーキー靴下
79
文藝別冊の高橋葉介本で伊藤潤二との対談があり、漫画数コマ見たら無性に懐かしく…な心境のところに、お気に入りの方がこの本を読んでいるのを見てなんとタイムリー! と、思わず購入。ホラー漫画家、しかも伊藤潤二の描く猫日記なんて面白いに決まってる!…ページを捲り1ページ目から笑ってしまう。いやもうきわめて普通のシチュエーションなのにこれだけ不穏に描き切る伊藤潤二のセンス! でもホラー漫画の印象があるからこそ、物凄く贅沢なセルフパロディに見えて面白いのかも。初読みの家族の反応はヤヤウケで温度差あり。いや面白いって!2021/06/19