緊急提言! デジタル教育は日本を滅ぼす

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緊急提言! デジタル教育は日本を滅ぼす

  • 著者名:田原総一朗【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • ポプラ社(2015/04発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784591120682

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内容説明

本書は教科書のデジタル化計画が議論されないまま、独り歩きしている事に危惧を抱い事から始まっています。書籍のデジタル化を問題にしているのではなく小学校の教科書をデジタル化する事に異議を唱えているのです。本書出版の意義は「教科書デジタル化」について問題提起させて頂き、議論の端緒を開く事でした。驚くべき事に発売前から多くの読者の方からご意見を頂くという予想を上回る反響を目の当たりにし、いかに多くの方がこの問題に関心をお持ちかという事を改めて認識した次第です。もっと多くの人々にこの事を議論して頂きたいという思いは更に強くなりました。すでにデジタル環境に適応され利用されている方々にも、ぜひともこの問題の議論に参加して頂きたく、本書を紙だけではなくあえてデジタル化致しました。また私共は書籍の再販価格維持制度に則って、紙と同価格にさせて頂きました。デジタル化によってもたらされる功罪、更には「教育とは何かを」までを紙とデジタルの両方の出版によって、より多くの方に考えて頂く事ができればと願っております。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

25
教育は利便性の追求だけでよいのでしょうか(6頁)と問題提起される。効率よく有名大学に行ければいいのか? という問いの如し。2ちゃんねるで著者はぼろくそ書かれているため、〝便所の落書き〟と考えているようだ。言葉の暴力、プライバシーの侵害がネット社会の特徴という(39頁)。だが、それらを監視している人もいることはいる。印刷と紙、書店、出版社、運送業が不要になるかもしれない(46頁)。それで便利になるが、学校とか教師の役割って何なのかと疑義を呈する(47頁)。 2015/11/26

ぷりん

14
答えは、「正解」と「間違い」だけではない。みんなで話し合って、みんなが納得する答えやアイデアを生み出せっていうことですよね。ITは、手段であって、目的ではない。今、まさに進もうとしている教育の在り方ですね。こんな本ばかりに出合っているような気がします。教育が正しいかは、その子供たちが大人にならないとわからないから、苦しいですね。しかも、どれだけの教師が理解して子供に向き合っているかが、疑問です。2015/11/25

モルツ

13
タイトルと内容が合ってないのが非常に残念。教育界が脱ゆとり教育へと向かっている中で、今後社会で必要になってくるのは真の意味での「ゆとり教育」だという論旨。自分で情報を読み取り、考え、表現する力が必要であるというのは、異論なし。京都市立堀川高校の取り組みや民間人校長の藤原校長が主導する「よのなか科」の活動などの紹介は役に立ちそうではある。2013/09/04

けん

4
巧みなディベート術とコミュニケーションスキルを身につけながら、なおかつ世界トップレベルの基礎学力を持つ人材を育成したいらしいことはわかったのですが、「デジタル教育」のイメージが最後までつかめなかった。でもま、それならば全寮制小中学校を強制でおk。2010/09/12

たけ

3
本の内容は置いといて現役の学生として言わせてもらうと、PC画面を眺めるより手で書いた方が頭に入って来る。2015/02/01

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