双葉文庫<br> ランチのアッコちゃん

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双葉文庫
ランチのアッコちゃん

  • 著者名:柚木麻子【著】
  • 価格 ¥473(本体¥430)
  • 双葉社(2015/04発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575517569

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内容説明

発行部数12万部を超え、著者を一挙に若手人気作家へと押し上げた注目作がついに文庫で登場! 彼氏にフラれて落ち込んでいた派遣社員の澤田三智子は、畏怖する上司、通称“アッコ女史”こと黒川敦子部長から突然、一週間のランチ交換を命じられる。表題作ほか、「読むと元気になる!」と絶賛され、本屋大賞にもノミネートされたビタミン小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

881
アッコ先輩の生き方がリア充過ぎて圧倒されます。勤めていた会社が倒産しても前向きに移動販売ビジネスを成功させ、ちゃんとマラソンにも参加している(笑)。そして実は美人。パワフルで頭がよくてどこへ行ってもファンがいる。自分の周囲にいそうでいない、お昼の交換なんてありそうでなさそうな、ちょっとした現実的なSFなストーリーも良かったです。他2話にアッコちゃんが特別出演(?)しているのも良かったです。『夜の大捜査先生』が良かったです。2017/03/26

しんごろ

798
ほっこりするお話で面白かったです!アッコ女史の豪快というか破天荒というか、とにかくパワーがあり、読んでて気分爽快です(笑)アッコ女史についていく、三智子さんもステキな方でした。ドラマも見てみたいし、続編も読みたくなりますね(^^)BGMにはSEX MACHINEGUNSの『バーベキュー★マイケル』がいいのかも…(^o^)2016/04/08

れみ

718
派遣社員の三智子が上司の敦子(アッコ)から1週間ランチの取り替えっこを提案されることから始まる物語。ちょっと近寄りがたい雰囲気なのかなと思われたアッコさんの持つ色々な面が見えるたびワクワクしたし、とにかく食べ物の描写がみんな美味しそうで楽しい。後半2話には三智子もアッコさんもほとんど出てこないけど、それぞれに面白かった。2015/04/01

yoshida

612
気持ちが暖かくなる短編集。働く人々を主人公に4編の短編で構成。みんな、それぞれに悩みがある。それをテンポ良くサクサクと解決していき、読んでいて気持ちが晴れやかになります。何より読みやすいです。また、取り上げられる内容も、社内の人間関係や、新人を育てきれずに逆に使い潰してしまう等の誰しもが経験のあることや、社会の世相を映しており手にとりやすいと思う。出来すぎかなと思うところもありますが、それも許容内かと。私もポトフが食べたくなりました。今の社会が新人を育てきれてない指摘は、同意し反省させられる場面でした。2017/03/25

ミカママ

544
初読は単行本にて。今回まとめて続編が手に入ったので、復習を兼ねて。てかこの表紙画像、再現したくてウズウズしておる。こういうシャウエッセ◯的なソーセージ、こっちにはないんだよなぁ。大好きなんだけど。さ、一気に3作読むぞ。2019/10/12

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