角川文庫<br> デビルズ・アイランド

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角川文庫
デビルズ・アイランド

  • 著者名:西村寿行【著者】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • KADOKAWA(2015/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041407899

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内容説明

瀬戸内海に浮かぶ小島・黒島で、不可解な死体が発見された。場所は砂礫岩の裸地帯・北峠。死体の状況は、50メートル前後上空からの墜落死と思われた。自殺なのか、他殺なのか。もしくは事故なのか。被害者は85歳になる島の老人で、航空機やヘリコプターに乗っていた痕跡はない。また周囲には一本の高木も生えていなかった。それではどうやって……? 直後、再び老婆が変死体で発見された。今度は百舌の速贄さながら、木の枝に串刺しとなっていたのだ。即日設置された捜査本部は色めき立った。そして、多くの謎を残したまま第3の犠牲者が――。人類の大罪を問う傑作幻想長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もかすけ

0
途中までは面白かったのに・・・ 超常が超常過ぎて、漫画の世界になってしまった。 2015/07/31

影慶

0
つまらなくて途中でやめようと思ったがページ数が少なかったので読了。海の意思、睨む魚、目には見えるがカメラには映らない牛・・・。要するに自然を守ろうということなのか、こういう観念的(?)なのはどうも苦手。2014/12/29

user

0
解説の東雅夫が指摘するとおり、鏡花の『夜叉ヶ池』を下敷きにした一編。ただし収拾がまったくついていないw上空に何もない峠でいきなり老人が墜死、以後続々と同様の死者が出るという冒頭を合理的に説明できたら孤島ものの傑作になっただろうが、寿行でそれはありえない(笑)。『小説王』94年9月号〜95年1月号、『野性時代』95年4月号〜7月号。2010/01/15

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