―<br> アル・ゴア 未来を語る 世界を動かす6つの要因

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アル・ゴア 未来を語る 世界を動かす6つの要因

  • ISBN:9784047318816

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内容説明

「私たちは2つの時計のことを考える必要がある。毎日の時間を告げる時計と、もっと長い時間の流れを見る時計だ。
だが、私たちは後者を無視しがちである。今の毎日が、数億年という単位の歴史の一部であることを忘れている。」
(本文より)

現在、世界は国や企業などの区別なく相互に影響し合っている。
高度に発達したネットワークは政治的な市民革命をも扇動し、我々の行動は監視されている。
国家予算を超える資産を持つ企業、アフリカの領土を買い占める中国、
地球資源を消費し尽くす人口増加、移民の増加、
デジタル化される生命、出産の倫理的な問題・・・、
世界各地で猛威を振るい、もはや待ったなしの気候変動。

ますます混迷を極めるこの世界において
私たちはどこに向かって進むべきなのか!?

日本の、地球の未来を深く考えるための絶好の手引書。

※電子版には、紙版未収録の「NOTES / 注記」を収録しています。「NOTES / 注記」内のページ表記は紙版のものです。

アル・ゴア(AL GORE)
元アメリカ合衆国副大統領。米投資顧問会社ジェネレーション・インベストメント・マネジメント社とカレントTV の共同設立者兼会長。アップル社取締役。さらに、非営利団体クライメイト・リアリティプロジェクトを創設し、気候危機の回避に取り組んでいる。93 年1 月、第45 代アメリカ合衆国副大統領に就任し、8 年間務める。著書に『地球の掟』、『不都合な真実』、『理性の奪還』、『私たちの選択』などがある。ドキュメンタリー映画『不都合な真実』は、2007 年に第79 回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞。2007 年にはノーベル平和賞を受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとむ

10
環境問題のみならず、現在・未来に世界が直面する問題点がいっぱい紹介されていた。人間の持つ豊かさへの欲望は抑えきれないにしても、「不都合な真実」が政治家への献金・圧力によって、またメディアの利益至上主義によって隠蔽されてしまえば、もうどうにもならないよ。将来世代への「道義的責任」は、われわれ一人ひとりがもっと強く意識すべきだし、特権や責任ある立場の人たちなら、なおさら。「真実」に向き合い続けなければならない。2014/11/03

まめタンク

3
2019年311冊目。アルゴア語ると言いながら、自己自慢を展開すると思いきや500ページの真っ当な環境論であり政治論です。日本の政治家が適当にまとめた200ページ前後の新書を出す中でアルゴアの真っ当な意見。ここにアメリカと日本の違いを感じます。2019/12/12

yuka_tetsuya

3
未来の地球を少しでも心にかけている人であれば必読の書である。地球温暖化だけではなく、ロボット、遺伝子可変、人口爆発、表土の減少、水問題など、現在の地球・人類が抱えている難問をすべて列挙している。それらの問題の解決には多くの英知が必要であるが、その中でもアメリカの劣化した民主主義と資本主義の立て直しと、強力なリーダーシップが重要であり、そのためには民衆がもっと賢くなる必要があると伝えている。流れが緩やかだからとオールを手放した先には、滝が待ち受けているかもしれないという譬喩は胸に響いた。2015/09/26

塩崎ツトム

2
アル・ゴアが環境問題だけでなく、経済・テクノロジーについてもおよそ500頁にわたって語り尽くします。これこそ現代の「大説」なんだな。(清涼院流水ではなく、辞書通りの意味)2014/12/17

yahiro

1
元・米国副大統領のアル・ゴアが、環境問題だけでなく、現在の我々を取り巻く未来の見通しを語り尽くしてくれます。本自体も分厚いですが内容も濃く、米国副大統領としてアクセスできた情報の重厚さが伺えます。テクノロジーの進歩や科学の発達についてはあまり不安は感じませんが、やはり環境問題については真剣に不安になります。今後、我々の生きる世界はどうなってしまうのでしょうか。2017/05/25

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