内容説明
不吉な『槍』に魅入られたリーゼフェリアは、災いを呼ぶ乙女と怖れられつつ、永遠に戦い続ける運命だった。隣国の王・ルーカスに囚われるまでは。「あれの使い手は処女でなくてはならないそうだな？」槍の主たる証の純潔を散らされ、甘美な快楽で搦め捕られ、夜ごとその躯を作り変えられる屈辱に震えるが、彼がある覚悟を決めて自分を抱いたと知り？ ――信じて良いのだろうか、この人を。リーゼフェリアの心に変化が訪れ、甘い時を過ごす二人。だがある衝撃的な事件が！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
18
不吉な『槍』に魅入られたリーゼフェリアは、災いを呼ぶ乙女と恐れられつつ、永遠に戦い続ける運命だった。エロシーンが濃い。エロよりも政治やら伝説的な話をもっと書いて欲しかったな。ヒーローとヒロインの共闘シーンは良かったけど。2018/07/12
ばにー
14
西野さんでこの厚さは…と思ったら、中盤までは責めエロそれ以降はエロ有りで真面目なお話。ヒーローが優しく子供のように意地悪で可愛かった。槍の持ち主は王族がどうのって書いてあった気がして『この子は王女なのね！』と勝手に解釈、途中でやっぱり貴族の娘確定で？？きっと私の勘違いかな～(激ねむで読んじゃいけないね)。戦乙女や槍の重要性、使われている鉱物についての詳しい伝承でもあったらなぁ。2015/04/25
のんたん
11
とってもいいストーリーだったので、えっちを少なめにして、国同士の駆け引き・政治とか、周りの人たちとの交流といった背景など、もっと読みたかったな。レーベル的にえっちゼロは無理だろうけど、それがなくても（いや、まったくないとつまらないけど）いいくらい楽しいご本だった。2015/03/18
でんか
8
なんだかよくわからなかった本。戦乙女の何が自国の人に忌まれていたのかわからん。かと思うとヒーローの国に行ったら英雄扱いだし。戦乙女の設定が最初っからフル活用されているのに、詳しい説明がないので、ヒロインの孤独・絶望感がさっぱり理解できず。でも、敵を倒してたわけで、普通なら自国の人にめちゃ感謝される立場では？。ヒーローの国に攫われて、普通に大事にされればそりゃ単純に惚れるわ。でもそれってホントに自分の事好きなの、と男女逆ならすれ違い案件になりそうなパターン。設定面白そうなのに、理解できなかった自分が悲しい。2017/10/10
なぎ
8
イラスト買い。エロいだけではなくストーリーも面白かった！でもエロをもう少し減らして歴史の話増やしてもよかったかな。2014/08/29
