新選組奮戦記

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新選組奮戦記

  • 著者名:永倉新八/菊地明
  • 価格 ¥1,200(本体¥1,091)
  • PHP研究所(2015/03発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569815626

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内容説明

永倉新八は、幕末の京都で活躍した新選組の副長助勤・二番組頭をつとめ、池田屋事件では近藤勇とともに奮戦した。晩年、北海道の小樽に移り住み、小樽新聞の要請を受け、大正2年3月17日から6月11日まで、新選組回想録「永倉新八」を同紙に70回にわたって連載した。本書は、その連載を新編集のうえ、再活字化したものである。永倉の誕生、天然理心流の近藤勇・土方歳三らとの親交、池田屋での決闘、鳥羽伏見の戦い、甲陽鎮撫隊の出陣と敗走、靖共隊の結成などが語られ、その実体験に裏打ちされた物語には十分の価値がある。永倉の語り口は、まるで歴史小説を読むような面白さと興奮の連続である。事実誤認や内容の補足説明については、注で解説。新選組の歴史をよく知るうえでもかかせない一冊である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいぱぱ

12
浅田さんの新撰組三部作で一番人間味があるように描かれていた永倉新八。本人が語った本があると以前から聞いてましたが、やっと読めました。永倉さん本人の記憶違いが多々あるのが、本物っぽかった。菊地さんの注釈もまた面白く読めました。浅田さんや司馬さんの本を読み、知ってることがほとんどでしたが、所々知らない話もあり、楽しめましたよ。2015/09/08

のぶひこ

12
ばっつぁんこと永倉新八(なんて言うと怒られそうだが)が語る新選組のお話。 近藤勇との下りは他のお話にはない面白さがあった。きっちり注釈がつけられてるけど、記憶違いや間違いもなかなか興味深い。しかし、こんなのが新聞に掲載されてたなんてうらやましい!2014/04/26

ゆーふぃー

4
所々間違っているのがリアル。でも70歳を超えたおじいちゃんがこれだけ記憶しているのはすごい。それだけ強烈な出来事だったんだろうな。新選組って永倉目線で描かれる事ってなかなかないからおもしろかった。2013/12/17

ピクトさん

3
菊地明さんのお名前を見て購入。注釈が大変おもしろい。2014/01/19

ものさん

0
事実でもあり、物語でもある体験談。おじいちゃんから昔話を聞いてるみたいだなと思ったのだが、それだと結構怖い。2013/11/17

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