お坊さんがくれた 涙があふれて止まらないお話

個数:1
紙書籍版価格
¥1,320
  • 電子書籍
  • Reader

お坊さんがくれた 涙があふれて止まらないお話

  • 著者名:浅田宗一郎
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • PHP研究所(2015/03発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569822457

ファイル: /

内容説明

月刊誌『PHP』で大好評連載中の読みきり小説が待望の電子書籍化! 連載中の読みきり小説は毎月寄せられる読者アンケートで常に人気上位を獲得し、「泣ける!感動した!」との声を多数いただいています。現役住職であり、児童書作家でもある著者が紡ぐ物語には命の儚さや人間の尊さといった仏教の教えが根底に流れ、読むだけでお寺に行って講話を聴いたかのように心が晴れていきます。物語の主人公はみな挫折し、傷つき、絶望を味わいます。それでも、親子の絆、夫婦愛、熱い友情を力にして、何度も立ち上がり、決してあきらめることはありません。ひたむきな主人公たちの姿に老若男女すべての方々が前向きに生きる勇気を持つことのできる全16話の物語です。物語は1話を10分程度で読むことができ、思い立った時にいつでもどこでも楽しんでいただけます。人間関係や仕事、家庭生活など日常に疲れた時、そっと寄り添ってくれる心を支えるお守りのような一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうちゃ

23
☆3 物語の主人公はみな挫折し、傷つき、絶望を味わう。それでも、親子の絆、夫婦愛、熱い友情を力にして、何度も立ち上がり、決してあきらめることはない。ひたむきな主人公たちの姿を現職住職であり、児童書作家でもある著者が紡ぐ16話の物語。涙があふれることはなかったけれど、著者の[拭いても拭いても涙がこぼれるお話]よりも、こちらの方が今の自分には合っていた。2016/07/20

kiyoboo

23
図書館で見かけて手に取った本は読みきりの16作品が詰まっていた。その中でも「笑顔」がよかった。貧乏が理由でいじめられる主人公の背中で「お母ちゃんが守る」と言った母が認知症になる。ある時、娘が夫からの暴力で苦しんでいる時に何もしてやれない主人公の背中を母が昔のようにつぶやく。娘にも同じことをする。笑顔に救われ生きる勇気をもらう。他の作品も、最初はあまりにも短い話なので戸惑った。この辺の描写をもっと書いてほしい、この先が読みたいなと何度か思う作品が多かった。作者が住職で児童文学作家ということは後で知った。2015/08/10

C-biscuit

15
Kindleアンリミテッドで読む。一つ一つの話は短いので読みたいときに読める。冒頭にもあるが、勝者のいない物語で、はかなく切ない物語が多い。題材は戦前から戦後の貧しい時代やバブル崩壊、リーマンショックなどの経済的なイベント、そして、阪神淡路大震災、東日本大震災などの不幸な出来事を取り上げている。割と人生の長いスパンでの話が多く、人生最期の場面も多いのも泣けてしまう。何かと自分や身近な人に置き換えて読んでしまうとさらに涙が誘われてしまう。家でこっそり読むのがオススメであるw。読後は前向きな気持ちにはなれる。2018/04/08

じょんたん

7
家族と絆をテーマにした、16の物語。 16人の主人公は、16通りの人生で挫折を経験し、そこから大切な人たちとの愛と絆によって、立ち直るところまでの話。2015/05/11

ゆきむら

6
PHP読本の連載から、読んでいます。何度も、泣きました。やはり、いい話が、詰まっている本だと思います。どん底から、這い上がる姿に、感銘を覚えます。2015/05/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9373449
  • ご注意事項