角川マガジンズ<br> ハーバード流「気づく」技術

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角川マガジンズ
ハーバード流「気づく」技術

  • ISBN:9784047316867

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内容説明

すべてのことには予兆がある! 人より先に気づけば、損害を回避し、競争相手に先んじることができる。科学データの不正操作から金融犯罪まで、行動心理学の巨人が豊富なケーススタディと思考実験で教室の熱気を再現。

【目次】
はじめに 気づき──個人的な経験から
第一章 自動車レースと自動車修理
第二章 動機づけられた見落とし
第三章 リーダーが気づかないとき
第四章 業界規模の見落とし
第五章 マジシャン、泥棒、広告業者、政治家、交渉人──共通しているのは
第六章 明白なことも見落とす滑りやすい坂
第七章 吠えなかった犬
第八章 どこかおかしな絵──話がうますぎるときは
第九章 前もって考えることで気づく
第一〇章 間接的な行動の見落とし
第一一章 予測可能な危機を防ぐためのリーダーシップ
第一二章 気づく力を磨く
謝辞
訳者あとがき
原注

【著者紹介】マックス・H・ベイザーマン (Max H. Bazerman) ハーバード・ビジネススクール教授。行動心理学の権威。リーダーシップ、意思決定、交渉術を専門とする。30カ国の政府や企業のアドバイザーとして活躍、ロンドン大学から名誉博士号、アスペン・ビジネス・社会プログラム研究所から生涯業績賞などを受けている。著書に、『予測できた危機をなぜ防げなかったのか?』(東洋経済新報社)『交渉の達人』(日本経済新聞出版社)『行動意思決定論:バイアスの罠』(白桃書房)など多数。

【訳者紹介】門脇弘典(かどわき ひろのり) 翻訳家。東京外国語大学外国語学部卒。訳書に、『レレバンス・イノベーション』(日本経済新聞出版社)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

45
★★★著者は行動心理学の権威。人間は物事を見ているようで「気づかない」部分の方が多いという。特に、何かに集中している、意思決定が速い、リーダーや専門家が「大丈夫」と考えている場合には、予測可能な危機を見落としてしまいがちだという。常に視野を広く持ち、二手三手先までじっくり考えてから意思決定することで、危機を見落とす確率がぐっと減るそうだ。具体例がアメリカの金融経済中心で読みづらかったが、論旨には納得。心がけたい。2016/09/14

りー

26
書いてあることは当たり前なんだけどその当たり前にすら気付けてないマヌケ野郎は世の中にゴマンといるはずだ。僕が正にそう!ツメが甘い、いつも盲点を突かれてやられる、そんな症状に心当たりがある人は読んでみて損はないはず。しかし本書はあくまで「気づく」ための視点の存在を示唆してくれるだけで、それを使いこなせるかどうかは本人の才覚と努力次第。読むだけで実践だなんて甘い話は転がってないから気をつけろ。2016/10/06

魚京童!

10
わかりにくいことに気づいて!2016/02/05

おさけ

0
少し高度な内容であるが大枠は理解できる 気づく技術が例をもとに書かれている2021/02/03

ぐだぐだ

0
いつでも限定された情報のなかにいる、意思決定の脆弱さよ2018/12/30

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