内容説明
ノンフィクション書評集として異例の好評を得た2012年刊行の第一弾『ノンフィクションはこれを読め!――HONZが選んだ150冊』。続く第二弾『ノンフィクションはこれを読め!2013――HONZが選んだ110冊』も忽ち重版。一書評サイトから、確実な影響力を持つサイトへと進化したHONZが贈る第三弾、2014年版となる本書では、「年間ベスト10座談会」を巻頭に据え、レビューとインタビューなどの企画ページと組み合わせることで、より深く楽しめる構成となっている。
紹介される本も、2013年下半期~2014年上半期を濃縮した作品ばかり。STAP細胞で話題となった論文捏造の構造を暴く『背信の科学者たち』は、HONZで紹介されたことで復刊された傑作。「足利事件」の真犯人を追った『殺人犯はそこにいる』、東日本大震災時の宮城県石巻市の日本製紙石巻工場を克明に描いた『紙つなげ!』、マイルドヤンキー像を解析した『ヤンキー経済』など、全100冊に、レビュアーの舌鋒が冴え渡る。
『仕事に効く教養としての「世界史」』の出口治明氏と、HONZレビュアーであるタレント麻木久仁子氏の対談、深海探査で世界をリードする独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)見学記など、読み物企画も充実。歴史からアート、サイエンス、雑学まで、本好き中の本好きたちが書き倒した渾身の一冊。いま読まねばならない本がきっとある!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
168
ついに第三弾が出た。相変わらず欲しい本の宝庫だったが、なんとなく成毛さんが若干表に出てきてない印象を受けたが、また何か企んでいるのだろうか?ちなみによく数えたら6冊読んでました。2014/10/27
★YUKA★
43
読みたい本が増えました(о´∀`о)2017/09/15
佳音
34
読みたい本がてんこ盛り♪とくに殺人事件系統が2015/01/14
ヨクト
31
HONZ第三弾。これはノンフィクションに尻込みしてしまっている人へのメッセージだ。まずは、本書か「HONZ」のサイトを覗いてみてくれ。そこにはタイトルからまず面白そうな本が沢山紹介されていると思う。その本の感想を生き生きと語る人の声が聞こえると思う。ノンフィクションの書評は新鮮だと思う。雑学本から専門書までノンフィクションは幅広い、そして高価だ。まずは自分の知的好奇心がくすぐる本から読めばいい、なんだっていい。一緒に大量出費の被害者になろう。一緒に嬉しい悲鳴をあげよう。待ってるよ。by ぼく。2014/10/26
naobana2
27
買ったまま積読本になっていて14年のうちに読まねばと急いでチェックしました。「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」をまずは読みたい。2014/12/06