内容説明
歴史上語られていることが、時として誤っている場合もある。織田信長は明智光秀に夜討ちをかけられ自害。400年以上も語り継がれるこのクーデターの有力説を覆す驚愕の書。著者の十三代先祖は、江戸幕府旗本の牧長勝。初めは織田信長に仕え、下間頼廉の三女を妻に迎える。天正7年(1579年)に、頼廉の長女の夫・荒木村重が信長に謀反を起こしたとして、一族が殺害され丹波に避難したと伝えられている。著者の母は、知将明智光秀と荒木村重の冤罪を晴らすようにと言い残して黄泉の国に旅立った。先祖の心が子孫に伝達される事象は科学的に証明できると説く学者も多い。「先祖の心は魂を媒介にして、子孫の脳に意識として遺伝する」、「先祖を高めれば、子孫も繁栄する」ともいう。本書は、逆賊・卑怯者と蔑まされた光秀・村重両人の汚名返上を期して、先祖の心を知り、先祖の魂の叫びを創作し、読者に一石を投じるものである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽっぽママ
6
光秀と村重の汚名を子孫がそそぐとのことだったので楽しみに読んだのだが 読みにくかった。信長が汚い名古屋弁みたいな言葉で話すので気になって仕方がない。語尾に「ぎゃっ」ってつければいいってものじゃないでしょ。「なも」だってあるし(笑)。とかく汚い。 内容も途中でSFか伝奇小説風になってしまって真実味が薄れてしまっているように感じた。 2016/06/03
Hideaki Hoshiai
5
本能寺の目的は、信長の命により光秀軍に京都御所を焼き払い、今上正親町天皇を暗殺させること。そして事が済んだら、中国攻めを命じたにも拘わらず、勝手に軍隊を京都に入れて、天皇を始め多くの公家を殺戮したとして、秀吉に光秀を討つべくその準備を命じていた。ついでに堺にいる家康と梅雪も長秀に捕らえさせ、密かに始末させるつもりであった。 歴史は勝者によって作られる。秀吉が光秀の書物をほとんど消し、謀反人としてでっちあげた可能性は十分考える。 逆賊・卑怯者と蔑まされた光秀・村重両人の汚名返上を期して、書かれたもの。 2015/02/22
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