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内容説明
明治~大正~昭和、激動の時代を生き抜いた、国産ウィスキーの祖「マッサン」を支えた、愛妻・竹鶴リタのレシピを直筆の料理ノートから完全再現。竹鶴家の思い出の食卓風景や、温かな家族の絆が感じられる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
36
ドラマを見逃したのが残念だと感じるほど美味しいそうなの料理もさることながら、構成、写真がいい。古いアルバムのような二人の写真。スコットランドの当時の雑誌に掲載されていた料理の古いレシピ。リタの自筆のレシピ。再現された料理の器や小物がアンティークらしさがよく出てる。そして二人の孫竹鶴孝太郎さんの料理にまつわるエピソードがお見事。ごちそうさま。2015/10/11
panashe
19
マッサンとリタは素敵なご夫婦だったのですね。 当時これだけの食事とデザートを作るのは大変だったでしょう。 リタはイカが好きなご主人の為に「塩辛」も作ったとか・・・。 リタが時間をかけて心こもった料理を作り、マッサンはゆっくり味わって食す。 「美味しかった」ではなく「**が***で美味しい」と表現したそう。 何時間もかけて作った料理を5分で食べるなんて!とマッサンは言っていたそうです。 お互いを思う心遣い、素晴らしい。 2015/10/23
chatnoir
9
温かいものは温かいうちに...って、基本なんだけど、手順が悪いとちょっとさめちゃったりするよね。漠然とおいしいじゃなくて、何がどうだから美味しいというのが苦労して作った人への礼儀。当時の北海道では洋食の材料もそろわなかっただろうに、素敵な料理が沢山です。和食も相当な腕前だったらしく、尊敬です。バスケットとか荷物を持つ手を変えてはいけないってゆうマナーはよくわからないなぁ。2015/12/21
チョビ
2
丁寧なレシピでマッサンを影から支えたリタのピューリタン的な性格が目に見える。全体的にこってりとしていて、ハンドミキサーやミキサーがあった方がいい。ただし、リタの写真を見ていると太りそうな素材を多量に使用している割りに細い。…努力すべきか否かはお任せしますが、このような料理を戦前戦後の日本人の口にあっていたことに、リタだけではなく日本人の食に対する貪欲さはいつの時代も変わらないのだな、と思った。2015/05/15
ryuryu
2
図書館本。ドラマの中では和食ばかりだったけど、あの時代の洋食を工夫しながら作っていたんだと思いました。2015/05/05