双葉文庫<br> 残花繚乱

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双葉文庫
残花繚乱

  • 著者名:岡部えつ【著】
  • 価格 ¥561(本体¥510)
  • 特価 ¥280(本体¥255)
  • 双葉社(2015/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 60pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575517538

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内容説明

西田りかは会社の常務の柏木荘太と不倫の関係だ。荘太の“パーフェクト妻”美津子は鋭くそれを嗅ぎ取り、よりにもよって荘太を兄と慕う圭一と、りかを見合いさせようとする。当の圭一は美津子のことを密かに想っている。他にリカと同じ書道教室に通う二人、全身に整形を施す麻紀、夫婦生活がうまくいっていない泉の動きも絡んでくる。愛、嫉妬、苦悩がつややかに艶美に描かれた、オトナのオンナ小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えりこんぐ

72
岡部えつさん初読み。不倫をする男女、夫の不倫相手にお見合い話を持ちかける妻...その他諸々、入り乱れてのドロドロ劇で面白かった笑 諸悪の根源は荘太だよね。この人はもう病気としか思えない。2019/02/15

じいじ

53
「残花繚乱」の表題に興味あって衝動買い。岡部えつはアンソロジーの「果てる」で短篇を読み、気になっていた作家だった。一組の中年夫婦と30代三人の女性を軸に物語は展開する。表題通り、登場人物が複雑に絡み合って、愛の花が咲く。時々、共感・感動はできないが、小説としては面白い、という本に出会うことがある。本作はまさにそれだ。三者三様のキャラの違いがうまく描かれている。随所に女の本音と建前が垣間見えるのも面白い。濡れ場を描かずに、不倫、浮気のストーリーをこれだけおもしろ楽しく仕上げる岡部えつは、今後も注目したい。2015/06/09

しょーくん@本棚再編中

53
★★★★★★☆☆☆☆ドラマ化きっかけで読んでみました。複雑に絡み合った大人の女性の群像劇でした。女の怖さを存分に味わえました。ドラマを最初から見ておけばよかったと思いました。2015/02/15

抹茶モナカ

41
「よく書けてるなぁ。」と思う部分と、『繚乱』というより人間関係の密度が濃すぎるだけだろうと思う部分と、不思議な小説。美羽という少女にだって、最終章で映画の役柄とは言え、近親相姦のシーンが予告されているので、肉体関係の連鎖は徹底している。中年については、よく書けている、と思いました。2014/12/29

fwhd8325

34
病院の検査待ちの間にさくっと読みました。私には、関わり合うこともありませんが、女の世界は、立ち入りたくない。2018/03/03

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