PHP新書<br> 友だち不信社会 - 「となりのウワサ」が怖い

個数:1
紙書籍版価格
¥770
  • 電子書籍
  • Reader

PHP新書
友だち不信社会 - 「となりのウワサ」が怖い

  • 著者名:山脇由貴子
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • PHP研究所(2015/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569708287

ファイル: /

内容説明

もしかしたら、嫌われているかもしれない……うまくいっているはずの人間関係が、無性に怖くなることはないですか? 友人や同僚が携帯電話を手に笑っている。近寄ると「何でもないよ」と煙に巻かれる……。インターネットの普及によって、知らないところで自分の悪口が囁かれているかもしれないと疑心暗鬼になる私たち。「気にするな」と言われても、だれが何を書き込んでいるか不安で、サイトやメールを見ずにはいられない。周りの視線、笑い声、着信音。「たかがウワサ」のはずなのに胃が痛い……。いじめや誹謗中傷などの攻撃手段と化し、心を蝕むウワサの真の恐怖。学校と職場の事例から子ども・大人それぞれの人間心理を読み解く。心を病まないための対策マニュアルも紹介する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっ黒大魔王

4
事例は良い例として使える。だが、その後の論拠がさっぱり。ほんとに心理学部卒なのか?これで卒論書けたのだろうか?具体的な解決策もないみたいだし、当たり障りのないことしか書いてない。論じた意味がない気がする。参考になるかもだけど、あまり役には立たない作品。2012/12/16

たこやき

4
イジメを受けている子供に、どう親が接すべきか、辺りについては納得。ただ、全体的に乱暴に断言する物言いが多くて「?」な部分が多い。また、「ネットという非現実世界、学校やクラスという現実世界」といった二分論も気になる。著者が「事例」としてあげているものも現実世界の延長がネットで起こっているとしか思えないのだが……。対処の「ネットは法的に、対面は人間関係見直しを」って……学校などの閉鎖空間では人間関係の見直しが難しいから問題なのでは? 全体的に「?」な部分が多かった2010/09/12

hiro

4
大人も子供も何らかのスケープゴートを目指してイジメを行う。インターネットは加速度的に攻撃力と拡散力を後方支援している、と説く。イジメ自体を肯定するつもりはないが昔からあった話であり、仲間内の内緒話がツールとして携帯やメールに変わっただけで、本質は変化していないと思うのだが、インターネットの負の側面ばかり強調されているのが気になった。流し読みで。2010/04/15

Tomochum

3
著者の思い込み熱弁聞かされてるみたいで疲れた。「こういう事例があったとして」「きっとこうだから」「こうなるはずで」「こう思う」。当事者の声が見えてこない。2011/10/14

Humbaba

3
社会が上手く回るためには,敵がいることが最も効率的になる.仮に外部に敵を見出すことが出来なければ,その矛先は内部へと向かう.例え本人に非がないとしても,一度標的にされてしまえばそこから抜け出すのは非常に困難である.2011/01/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/474446
  • ご注意事項

最近チェックした商品