内容説明
情報化社会となった現代では価値観は驚くほど多様化しており、既存の問題を型どおりに解決できることの価値はどんどんと下がっています。現代に生きる私たちが、仕事や生活の中で本当に解かなくてはならないのは「誰も解いたことのない新しい問題」です。そのためには、論理的に、数学的に一歩一歩正解に近づいていく「問題解決能力」が、文系・理系を問わず必須の力となります。本書は、東大→JAXAを経て、現在は予約ですぐに授業枠が埋まってしまう人気数学塾を経営している著者が、面白くて役に立つ数学テクニックを厳選して紹介する一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
47
エッセイ気分で気軽に読めるのは確かで内容もとても面白いのだけど「小学校の算数+αが分かれば理解できるように」書く事に固執してまわりくどくなってる箇所が多い気もする。2014/12/11
Kei
14
前から読んでみたかった数学系の本。ただ、これは高校数学の解説に近く、例問からこういう考え方があるという紹介になっている。数学的アプローチを鍛える方法としてはよいと思うし、これを高校入学くらいの時に読んでいたらよかったなと思う。2016/10/28
Matt
2
この本は、なかなか面白かったです。数学の問題を解くことが目的でなく、こういった考え方をして問題の本質を見極めようと言うことなんでしょう。ただどうしても、数式が多くなってしまいますね。2014/08/28
Q_P_
2
問題解決方法、考え方を数式、数学を利用して紹介するという点は特徴的で面白いが、終わりが近づくに連れ、ネタ切れなのか、単に数式、数学の問題を解くだけになっていったような。2014/07/01
たかぴー・ぐっさん・たか・たぐちくん
1
実生活に役立つかは正直わかりません。ただ、この本の内容は面白いし、著者も書いていた通り、鳩の巣原理を使った問題やモンティー・ホール問題は話のネタとしても使えると思います。2014/05/19