新訂 統合失調症とのつきあい方 - 対人援助職の仕事術

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新訂 統合失調症とのつきあい方 - 対人援助職の仕事術

  • 著者名:野坂達志
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 金剛出版(2015/03発売)
  • ポイント 24pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784772413602

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内容説明

本書は,『統合失調症者とのつきあい方』(二〇〇四)に大幅な修正と書き下ろしを加えた増補新訂版である。臨床現場の担当者には高度なカウンセリング能力と冷静なマネジメント力,病院や施設そして民生委員等との柔軟な連携力を持つことが要求される。クライエントとのつきあい方から,薬物療法の基礎知識,ブリーフセラピーや生活臨床,そして著者の援助活動で最も役に立っているシステムズアプローチについてもふれ,アウトリーチ,など対人援助職の仕事術をわかりやすく述べている。巻末には現場の人々のニーズに応えるための三〇問三〇答のQ&Aを収載した。
 医師,臨床心理士,看護師,精神保健福祉士,作業療法士など,心の臨床に携わるすべての専門職に。

目次

第一章 統合失調症とは
原因は何でしょうか/どんな症状があるのですか?/統合失調症の四つのタイプ/病気の治療と予後(見通し)/薬物療法について/統合失調症の治療/どんな副作用があるのか/統合失調症の合併症
第二章 つきあい方の原則
統合失調症の方々の特徴/援助者としての姿勢
第三章 実際例から学ぶ面接のコツ
相手の目を見すぎない/「変化させたい」という気持ちを悟られないこと/あいづちを打ちすぎない,共感しすぎない,聞きすぎない/ジャンケン後出し法?/情報収集がうまくなるコツ/リフレーミングする/「巻き込む」ち「託す」/患者さんのことは家族に聞く/元気にさせる聞き方のコツ
第四章 システムズアプローチの見方や考え方
基本/基本的認識論/基本的なものの見方と考え方/基本的な技法/ソリューション・フォーカスト・アプローチの技法/まとめ
第五章 対人援助職という仕事の心得
はじめに/お作法編/援助のコツ編/家族療法から学ぶ大切な技術
第六章 統合失調症の心理面接
はじめに/問題の「外在化」技法について/まとめ
第七章 アウトリーチにおける危機管理
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たらこ

4
援助者としての構えや振る舞いが具体的で良い。何度も同じことが出てくるので、一瞬「もう読んだか!?」と思ってしまった。ただ、頭には残りやすいかも。システムズアプローチについてもまとまって書いてあってわかりやすい。2014/10/06

つなぐ

3
PSW向けに書かれているようです。統合失調症の認知の特徴がわかりやすく書かれていて、だからこういうシステムアプローチとか家族アプローチのこういう理論が役立つんだよって部分は説得力ありです。PSW向けの心構えや医療制度の解説に知らない事が多くて、看護師が読んでも勉強になることがありました。2018/08/12

そね

0
具体例もあり実践に役立ちそうな心構えが多くかかれていたと思います。精神保健福祉士として仕事されている方には参考になると思いましたが、家族や施設職員など長期的な付き合いをされる方には物足りないと思いました。ただし統合失調症の方に対する基本的な接し方や症状に対する対象方法は勉強になりました。答え方一つで援助の方向性が変わっていくことを頭の隅に入れながら日々の会話でも気を付けていきたいと思いました。2015/08/04

精神崩壊

0
ジョイニング→共感ラポート、同調行動シンクロニティ、ルールパターンに合わせる、ポジティブリフレーミング、 様々なクエスチョン、イエスセット、イエスバット、抵抗操作。良書2025/08/03

人魚姫

0
母の妄想話に、どう対応すればいいのか、参考になった。2023/05/26

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