内容説明
私立エレガンテ学園。新入生・菅家莉男は、お嬢様ばかりのこの学園に入学し、その変態ぶりを炸裂させるが、なぜだかその変態ぶりから、学園のアイドル松平聖子に部活のスカウトをされる。「児童遊戯部」という謎の部では、「カン蹴りをすること!!」が活動内容のようだが、裏の顔である『こども会』の任務も兼ねているようで……!? 新人×新人コンビによる、フレッシュで、ドタバタで、不思議な、学園ハートフル・コメディ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅羽
4
缶蹴りって、立派なスポーツなんですね。描写次第でもっと白熱したものに化けるかもしれないです。難があるとすると主人公の品の無さですかね。ここまで随所に見られると、好き嫌いが別れてしまいそうです。それでも楽しそうな学園モノの雰囲気は良いと思います。そして、表紙が可愛いです。2012/08/30
SSS
4
主人公が下品過ぎる。これが元お嬢様女子高に入学しちゃダメだろ。奇を狙い過ぎて失敗した感がパネェ。 巻が進んでも面白くなる気がしない。 2012/08/29
maijar
3
「缶蹴り」という素材はよかったが、その他が……。いろいろと改善すべき点はあるが、「児童遊戯部」と「こども会」両方どっちつかずになって何を語りたいのかぼけてしまっているのが残念。あと、難解な話ではないはずなのに、妙に読みにくかったのは、会話文に仕事させすぎか? あとがきから察するに、活字媒体のインプット不足もあるのかもなあ、とか思ったり。マリみてに影響を受けまくっているのはよくわかった。絵はかなり好み。2012/08/27
nawade
3
★★★☆☆ 児童遊戯部(缶蹴り)とこども会(生徒よろず相談)の活動をそこに 加入した主人公の視点で描いた物語。二足のわらじということで児童遊戯部の方では缶蹴りの魅力を伝えるには中途半端だし、子ども会に関してはほとんど活動している様が描かれていないということになってしまっているのは残念。主人公にしても、最近、ちょこちょこ見かけるセクハラ発言野郎なのだが、不快感を覚えるだけで物語の中で意味が無い設定だった。クレバーな設定にして、危機におちいった子ども会を裏から助ける役割を持たせた方がよっぽど盛り上がったのに。2012/08/24
ぺてがり
2
成績不振で部活を辞めたメインヒロインの幼馴染をメインヒロインや主人公たちが連れ戻すお話でした。主人公がセクハラ体質なのはまあ良いのですが 、安っぽい教育論を語ったりするのは正直微妙でした。お話はキャラ紹介な部分が多く、オチもご都合主義な感じがしてあんまり好みでは無かったです。2012/08/28