内容説明
江戸の有名人物128人の物語がぎっしり!カラーのイラストが楽しい江戸の事典、好評の第三弾!
時代小説や映画・ドラマの登場人物など、江戸の有名人を中心に紹介する一冊。人物にからむ有名な逸話や事件をイラスト付きで楽しめる。歴代主なな将軍たち、宮本武蔵・長谷川平蔵・遠山金四郎・大石内蔵助・平賀源内・鼠小僧次郎吉・清水次郎長・春日局・絵島などの意外な面も知ることができる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gummo
13
図書館で出会った本。江戸の人物80人とその関連人物をカラーイラスト付きで紹介(一心太助など実在しない人物も含まれている)。一人当たり大体2~4頁ほどにまとまっているので、空き時間に少しずつ読み進められる。徳川血流の天皇(明正天皇)や流浪の男性詩人(原采蘋)などマイナー(といっては失礼か。自分が知らなかっただけのこと)ではあるが興味深い人物も取り上げられており、最後まで楽しく読み通せる事典になっている。余談だが、侠客の名前には面白いものが多い。「闘犬権兵衛」とか「胸毛のジャガラ」とか。2013/06/11
退院した雨巫女。
11
《私‐図書館》将軍様から罪人まで、江戸時代に生きた人々。みんな個性的。時代小説や時代劇観るとき、かなり参考になりそうです。2013/05/22
おっとぅ
10
今までまことしやかに語られていた事柄に対して、違った見解が述べられている人物が結構いたりして、面白くためになった。イラストはもひとつかな。2018/07/03
キコ
7
歴史の授業で聞いたことあるな~っていう人がたくさん。生類憐みの令って、駄令だと思ってたけど、保護する対象は動物だけでなく、女子供も含まれており、弱者保護の観点が当時としては珍しい、いい法令だったんですね。八代将軍吉宗は本当にいい将軍だったんだな。2015/05/14
mikipon
6
図書館で見かけて借りてみた。全ページ熟読というよりは、興味のある人を拾い読みする感じで。テレビドラマの主人公になっている人の所では、頭のなかでテーマソングが鳴り響く・・・・・・有名なエピソードが後から作られたものだとか、歴史に翻弄された女性がそうではないとわかったり、色々興味深かったです。2014/01/22