ハーレクイン文庫<br> 聖なる夜に

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ハーレクイン文庫
聖なる夜に

  • ISBN:9784596933386

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内容説明

村はずれの家でつましく暮らすエリーは、ある雪の夜、怪我をして記憶を失った男を助けた。いずれ去っていくと知りながらも彼に惹かれてしまい……。(A・グレイシー『雪のプロローグ』)家族をなくし、素性を隠して家庭教師をしているセーラは思わぬ来客に怯えた。それは6年前、彼女を冷たく捨てた恋人だった。(M・ジャレット『サファイアの魔法』)独身主義の令嬢ベスは家族からの結婚の圧力をかわすため、幼なじみのジャックに求婚者のふりを頼む。ジャックが本当に彼女を妻にするつもりとも知らずに。(L・ストーン『クリスマスは伯爵と』)英国摂政期、愛の奇跡に彩られたクリスマス短編集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

22
再読。短編集なのでどのお話も短く、クリスマス特集なので周囲も浮かれ気分。(感想は最初に読んだ時に書いたので割愛)定期的な本棚整理中、「雪のプロローグ」以外はさほど思い入れもないのでドナドナしてしまおうかと手に取り、うっかり最後まで読了。特にドラマチックな展開があるわけでもないんだけど、愛と信頼がある結婚やほのぼのした雰囲気は捨てがたい。2016/01/13

糸車

13
短編3本収録。「雪のプロローグ」を読みたくて購入。黒田さんのコミックもよかったけど小説もグッド。誠実でありながら率直な態度でヒロインを口説くヒーローの魅力を堪能。家の修理などもやってのける実務能力も素晴らしい。苦労を重ねてつつましく暮らしながら誇りを失わないヒロイン、そして娘のエイミーの可愛さときたら!満足。「サファイアの魔法」はどんな結末が待っているかと思えば拍子抜け。なんだか残念。「クリスマスは伯爵と」は少女漫画を地でいく感じの軽さがちょっと気になる。コミックは好きな三浦さんだったので楽しみましたが。2014/12/09

すっちゃん

6
⭐️⭐️⭐️ 短編3編。クリスマス特集なので、シンデレラストーリー。「雪のプロローグ」が、短い中でも、お話を堪能することができた。貧乏で貞淑な未亡人に可愛らしい子供ときたら、中々好みの作。2018/02/04

巴旦杏

1
どれも面白いんだけど尺が足りてない感じ。「サファイアの魔法」は特に最後が忙しい。2012/01/18

oneoeight

1
「雪の~」もー!また薄幸設定健気ヒロインやんかー!(つД`)ツボを押すのはやめてー!子供もおしゃまでカワイぃぃ(*´ω`*) 出木杉くんヒーロー過ぎるかなとも思ったけど、読後御伽話的幸福感ありました。「サファイアの~」切なさの匂いプンプンな始まり方は完璧。でも幕切れがあっけなくて拍子抜け。「クリスマスは~」幼稚な考え方のH/Hが、好みじゃなかった( ´・ω・) ご立派な理想の為に生涯独身を貫く決意をしたヒロイン。あ~・・・そうですか・・・いいんじゃないかな(うふ) なぜ靴下?度☆5、また読みたい度40%2010/12/14

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