内容説明
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カニやフグだけが関西ではない! 「風俗発祥の地・大阪」はぬれぎぬ! 関西弁でも抽象的思考はできる! 江戸こそ本当の食いだおれの街! 関西人だってナットウは食べる! 日本が低迷期に入る21世紀こそ関西文化圏が再び浮上する! ステレオタイプな関西論の数々を茶化し打ち壊す、京都出身で阪神タイガースを愛してやまない著者による独創的で楽しい関西論。関西を見る眼が変わること間違いなしの、新発見と知的興奮に満ちた一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
277
時々関西人をディスる言動を紹介されるといらっとするところに私が関西人だなと感じた。2016/12/30
ヴェネツィア
182
関西人の井上章一が、自虐的ともいえるタイトルで臨んだ本書。「世間にころがっているゴミのような関西論を茶化したい」というのが、本書執筆の目的だ。著者自身は京都人だが、本書では大阪人への同情と肩入れが目立つ。それは穿った見方をすれば、彼は京都人と称しつつ、実は生まれも育ちも嵯峨で、現在の住居は伏見といったマージナルさに起因するのかもしれない。つまり、大阪よりはましじゃないかという屈折した優越感がその正体だ(ここはあえて、井上風に書いてみたので本心ではありません。念のため)。関西には、もはや有終の美あるのみか。2015/03/22
中年サラリーマン
17
版が古いので若干現在の状況と異なるところがある。が、関西人をちょっとことなった視点でみる首都圏の人たちに、関西人への偏見を解こうとしている。が、最初から「オマーン港」とかネタ臭プンプンのサービストーク満載でアクセル全開なところが首都圏の人が一歩ひいて見てしまうところではないかと思う。ここで紹介が終わるとただのキワモノ本みたいなので、全体としてはまともな文章だということを付記しておきます。。2014/05/10
てくてく
7
関東の人を中心に作られてしまった関西人イメージと実際はどのあたりが違うのかを説明した本、あるいは関西人による少し冷ややかな関西人ガイドとして読むべきなのだろうか。自身も関西人(但し転勤族なので非関西エリアの生活もある程度ある)として、納得できるところもあれば、そこまで露悪的に書かなくても良いのではと思うところもあった。2014/07/23
やまなかと
6
独身時代は根っからの大阪人であった。 大阪は東京と比べてそんなにマイナーなのかしらん? 大阪弁だって結構可愛いよ! 学者先生と一般庶民は思うことが違うのかなぁ。 2016/04/24
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