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内容説明
テレビ局は、インターネットが嫌いだ。ネット連動番組を作ったり、インターネット企業と提携したりと友好姿勢を見せてはいるが、これはほんの一面にしか過ぎない。本気になってインターネット事業に取り組むことは未だタブー。 ネットに本腰を入れれば、テレビ業界が50年かけて築き上げ、隠し続けたおいしいビジネスモデルが脅かされてしまうからだ。通信・放送を10年にわたって追い続けた気鋭の記者が、豊富な取材を基にテレビの秘密の姿を描く。テレビはこのまま花形メディアとして生き残れるのか、それともインターネットに飲み込まれるのか――。テレビの今と将来に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有坂汀
6
本書が刊行されたのは2006年。おそらく、執筆されたのは2004年から2005年前後から察すると、ちょうど当時ライブドアを率いていた堀江貴文氏が、ニッポン放送の買収を巡ってフジテレビの日枝久会長と熾烈な闘争を繰り広げていた時期のことで、本書を読みながら当時の記憶がよみがえってきました。時が流れてテレビ局側もネットを駆使して宣伝や視聴者の「声」を番組に反映させようとする試みが見受けられますが、当時もそして現在も本音のところは本気になってインターネット事業に取り組むことは未だタブーの部分が根強く残っております2025/03/23
mym
2
テレビ局のビジネスモデルがいかに巧く「おいしく」作られているか、それを守り抜くためになりふり構わない努力をしているか、ある意味で感服した。この問題について表面だけ見ていると、この表題のような疑問を抱きテレビに不信感を持ち、この本を読んで考えると、やはりテレビ局のやり方に不信感を抱く。結局、変わってくれということ。2009/10/22
Lily ※amazon不買運動中
1
図書館で借りてぱらぱらっと読んだ。テレビとインターネットのどうしても折り合いが悪いところを分かりやすく説明していて愉快な本。
ぷるぷる
1
所謂電波利権についての本。 日本の放送と通信の融合という時代をIT、通信事業、製造業…という視点で見る記事は多いが放送局側の視点を説明するものが少なかったため勉強になる。 (何せあの人たちはお前らには分かるまいという態度ですから) テレビのネット嫌いな理由と言っているが、むしろこれからのテレビに待ち受ける問題点を洗い出している。民放放送の低俗化は確かに感じるがそれは人それぞれだと思うけど、確かに最近テレビCMが頭に残らない。それでも企業は高い金をテレビに払い続けてるわけでやっぱりヘンだといえばヘンだ。2007/08/30
noritsugu
1
なかなか面白い。けど、薄めなのに 1500円とはちょっと高くない?詳しい人にとってはつまらない内容らしい。私はまったく知らないことが多かったので面白かったけど。2007/03/21
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