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内容説明
好評を博している「クラシックCDの名盤」シリーズ最新刊。「名曲と名盤」篇、「演奏家篇」に続く最新刊は「大作曲家篇」です。
取り上げられる大作曲家は総勢24人。バッハ、ベートーベンからラヴェル、ショスタコーヴィチまで、宇野・中野・福島の三評者がそれぞれに好きな作品ベストスリーを挙げ、その名盤の魅力を自由自在に書き尽くします。
評者の一人、宇野氏は「三冊目の今回は《好きな作品》《好きな演奏》ということで、いっそう自由で主観的なエッセイ風の内容となり、今まででいちばんおもしろい本になった」と綴っているように、これまで以上に親しみやすいクラシック案内となりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
巨峰
31
人気シリーズの第3弾は、作曲家篇だけど、第1seriesと差がない感じ。それから宇野氏だけじゃなくて、福島の自分の演奏に対する自我自賛が酷い。しかも何度もあるし、、、あまりに酷すぎる。。正直金返せ、もんです。(中野さんの評論は、既視感を覚えるところもあるけど、比較的まともだと思います。)2014/12/23
ざび
2
今回はかなりマニアックに自由奔放に書きまくった感じ。流石についていけないので、お気に入りの作曲家の名盤だけ探している。それにしても、3人ともハイレゾの普及に期待している。確かにSACDですら素晴らしい太い音を再現しているので、より原音に近い音には非常に興味が惹かれました。また、お金がかかる。2015/04/20
水の都
2
私からすれば、勝手によくそれだけ言いたいこと言うわよねーって感じですが、面白いです。作曲家学講座をありがとうございました。私はバッハが好きです。2015/02/27
hr
2
宇野氏、福島氏、中野氏のコントラストで楽しませてくれる。宇野氏の激烈なトーンは相変わらずだし、福島氏は以前よりも落ち着いたとは言え極端な論を展開することが少なくないので、この書は、中野氏の冷静な返しを味わうつもりで読むのがいいのかも。読み終えて、僕にもたくさんの大好きな曲があったことを思い出した。音楽を仕事にしている時に忘れていたものが、最近になってまた湧き上がってくる。2015/01/20
am Frosch!
1
批評誌上で愚痴や泣き言を聞かされるとは思わなかった。どんな仕事にも引き際は大切だと思う。主張内容は30年前と変わっていない。ブレていないかもしれないが新しい物の見方や考え方を、取り入れるのは高齢では困難なことを示している。2015/02/17